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タンニン
「タンニン〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
タンニンの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
いそう嬉しがった。粒の粗い今のゼラチン乾板ではおそらく不成効であったであろうが、
タンニン、蛋白、塩化コロジオンを使う古い方法が丁度適当であったのである。また重ク....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
女人之レニ触レバ花始テ開ク」も蓋しこの意であろう。 薬用方面ではその樹皮に多く
タンニン酸が含まれ、種々に用いられるが、その中で土地の医者は子宮病の中で殊に月経....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
けい》せしより起ると解いた。アラビア人マスージー等の書に見る海蛇(『聖書』の竜《
タンニン》と同根)は、その記載旋風が海水を捲《ま》き上ぐる顕象たる事明白で、それ....
「狂人は笑う」より 著者:夢野久作
生が持っている奴はソンナ生やさしいもんじゃありません。崑崙茶といって、一種特別の
タンニンを含んだお茶から精製したエキスみたいなものなんです。ですからトテモ口先や....