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ターム
「ターム〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
タームの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新時代女性問答」より 著者:岡本かの子
家は既成の人を除いてはぼかされ易い様です。すべての女が相当な新らしいテクニカル・
タームを覚え青踏社時代の新しさは近代の女性には常識程度に普遍化されて来た様です。....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
も使っている日常概念から出来上ったのだが、それがやがて専門的な職業上のテクニカル
タームとなり終ったものである)。この点を通過すると哲学はもはや必ずしも形式的な論....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
推量と、そして更に、こじつけとにさえ基くことが出来る。しかも牽強付会される個々の
タームは極めて実証的な引例や経験に基いているというわけだ。だが、とにかく解釈学と....
「行人」より 著者:夏目漱石
中では辟易《へきえき》した。
「お重御前は論理学でいうコントラジクション・イン・
タームス、という事を知らないだろう」
「よくってよ。そんな高慢ちきな英語なんか使....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
い寝かたをしていない。 七月二十一日の桑港《サンフランシスコ》放送が、〈条件《
タームス》は無条件降伏でも、|取扱い《トリートメント》は日本の抵抗期間の長さによ....
「宝に食われる」より 著者:宮本百合子
いない。そう本ものの美術観賞家とも生れついていまい若者は、傍でそれ等テクニカル・
タームの数々を耳に浚い込む。文学青年という熟語があれば、奈良の若僧中には、美術青....