»
ダイナモ
「ダイナモ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ダイナモの前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球要塞」より 著者:海野十三
をもとめた。 「おお、やはりクロクロ島だ。浮きっ放しで漂流しているんだな。宇宙線
ダイナモの故障らしい。なぜ予備発電機を使わないのであろうか」 私は、じれったく....
「ふしぎ国探検」より 著者:海野十三
てのひら》の上にのっている一本の紐《ひも》は、手ざわりだけがあって形はなかった。
ダイナモの力を借りて、ぼくはその紐を全然見えないものにしてしまったのだ」 ....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
悩みと望みと、クレムリン宮殿の外壁と劇場広場の鳩とに、資本家のない国はあたらしい
ダイナモのような力と、生硬と、自己期待と、宗教的感激とをもって沈黙のうちに運転し....
「空想日録」より 著者:寺田寅彦
)」 なるほど学者の仕事はとかくけんか過ぎての棒ちぎりになる場合が普通である。
ダイナモができてからそれが発電する理由が証明されたり、飛行機が飛んでから、それが....
「西鶴と科学」より 著者:寺田寅彦
々にしていわゆる斯学の権威と称せられまた自任する翰林院学者に多いのである。例えば
ダイナモの発明に際してある大家がその不可能を論じたにかかわらず電流が遠慮なく流れ....
「マーカス・ショーとレビュー式教育」より 著者:寺田寅彦
気との基礎的な関係をゆっくり丁寧になるべく簡単な実験で十分徹底的に諒解させれば、
ダイナモやモーターの色々な様式などは三文雑誌にでも譲って沢山であろう。しかし、そ....
「技術の哲学」より 著者:戸坂潤
異る折角の技術的なものが見失われはしないかを憂える向きもあるかも知れない。なる程
ダイナモの運動や内燃機関に関する理論は、何も社会的な事物に関する知識ではないが、....
「レンズとフィルム」より 著者:中井正一
人はあてもなき感情過剰と憂愁より逃るることのできる新しき契機を見いだすであろう。
ダイナモのしみ入るようなふるえが自分たちの生活の中に流れ入るであろう。ふるえる社....
「運命のSOS」より 著者:牧逸馬
叩いて、 「S――O――!」 それ限りだった。急な沈黙がタイタニックを捉えた。
ダイナモが水に漬かって、完全に無電能力を奪ったのである。 終始このタイタニック....
「キュリー夫人」より 著者:宮本百合子
選定する。あらゆる部分品を組立てる。隣室には現像液が用意される。運転手に合図して
ダイナモが動き始める。マリアが姿を現わして後三十分でこれらの事が運ばれた。それか....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
な人間の生きるにふさわしいオゾーンを発生させようと夜もひるも動いている小さい丸い
ダイナモなのに※ あなたの手紙は私を笑わせ、そして愛情のふかい怒った心持も起させ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ゃる「日々の精励」ということの意味、それが唯一つの道であることの謂。
今はまだ
ダイナモが激しくまわった余波で、お喋りをとどめるのに骨が折れます。
さて、すこ....