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ナイン
「ナイン〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ナインの前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
ド Anode. アニオン Anion. アルプス(地)Alps. 山名。 アペ
ナイン(地)Apennines. 山名。 安全灯 Safety lamp. アイ....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
た。仮に、もしあの本居宣長のような人がこの明治の御代を歩まれるとしたら、かつてシ
ナインドの思想をその砥石とせられたように、今また新しい「知識」としてこの国にはい....
「旅日記から」より 著者:寺田寅彦
でゴロゴロと板の上を何かころがすような音がしている。行って見るとインド人が四人、
ナインピンスというのだろう、木の球をころがして向こうに立てた棍棒のようなものを倒....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
で、No. 9 と記してあります。兵馬はそれを見て、ははあ、これが有名なナンバー
ナインというものだなと思いました。兵馬はここで岩亀楼《がんきろう》の喜遊という遊....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
白墨で書いて、 ワン ツー スリー フォーア ファイヴ シキス セヴン エイト
ナイン それを擂粉木《すりこぎ》のような棒で、いちいちコツコツと叩きながら一....
「彼が殺したか」より 著者:浜尾四郎
「僕ハアナタニハ大変スマナイ事ヲシテ居タンダ、許シテクレ、君ニ謝ラナケレバナラ
ナインダ」 ト云イマスト清三ハ床ノ上ニ起キ上リナガラ、 「何ダ、君ハ大寺君ジ....
「生活」より 著者:林芙美子
、そう訊《き》いてみる気持ちなのだ。ペンは万年筆を使っている。インキは丸善のアテ
ナインキ。三合《さんごう》位はいっている大きい瓶《びん》のを買って来て、愉《たの....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
ってよろしく別々に解説を付すべきものである。 この五月ササゲと同属で従来ベニバ
ナインゲンといっていたものがある。私は信州などでの方言によっていまこれをハナササ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
と云ってみたいという子供らしいところもあります。 この紙が十枚で二十銭よ。アテ
ナインクは二オンスずつのはかり売りです。しみる紙に紫インクしかなかったところを思....
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
席に一しきり喝采が湧いた。烈しい口笛を鳴らす者もあった。これは一座の明星カルロ・
ナイン嬢の出場を予期した動揺であったらしい。その十分に調子付いた見物の亢奮的喝采....