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バラスト
「バラスト〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
バラストの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
上下をしっかり縛りつけたという。当人は至極温和しかったそうだ。 ◯後藤睦美君が、
バラスト管の代用品をこしらえてくれた。 同君の一家も痩せてくるので、浜松へ疎開....
「アインシュタインの教育観」より 著者:寺田寅彦
なくても、大した不幸だとは思わない。こういう人物が残した古文書的の遺産は、無駄な
バラストとして記憶の重荷になるばかりである。どうしても古代に溯りたいなら、せめて....
「沈黙の水平線」より 著者:牧逸馬
老船長イルベリイ氏は、ワラタ号に別に不完全なところはないが、只ドックへ這入るのに
バラスト――安定を与えるために船底に積み込む砂、砕石、又は水の類――の重みを藉り....