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バルト海
「バルト海〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
バルト海の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
二大水系によって分かたれた固有の特質を備えている。揚子江と黄河はそれぞれ地中海と
バルト海である。幾世紀の統一を経た今日でも南方シナはその思想、信仰が北方の同胞と....
「道標」より 著者:宮本百合子
北の国らしい風物の印象は、レーニングラードという都会にはいって一層つよめられた。
バルト海に面していくすじもの運河をもつこの都会は十八世紀につくられた。橋々は繁華....
「年譜」より 著者:原田義人
十歳 三月、『女歌手ヨゼフィーネ』(短編集『断食芸人』のうち)を執筆。 七月、
バルト海岸ミュリッツに妹とその子供たちをつれて滞在。そこで東ユダヤ系の若い娘ドー....
「歌う白骨」より 著者:妹尾アキ夫
リグ型の帆船、鈍重な黒人の船乗り、青煙突の中国行きの不定期船、風車をのせたような
バルト海の古い帆船、倒れるほどの重い構造物をデッキにのせた巨大な定期船。私たちは....