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バルーン
「バルーン〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
バルーンの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空気男」より 著者:海野十三
ィングの避雷針で博士の膝頭のところからぶつりと切れてしまった。 その先に、広告
バルーンが揺いでいて、これに胴中を真二つにされた。飛行機のプロペラで、手首や腕が....
「蠅男」より 著者:海野十三
、どてらの胸ははだけて臍まで見えそうである。その代り背中のところで、どてらはアド
バルーンのように丸く膨らんでいた。ペタルの上を踏まえた二本の脚は、まるで駿馬のそ....
「デパートの絞刑吏」より 著者:大阪圭吉
ね?」 「別に気附きませんでしたが、ただ、瓦斯のホースが乱雑に投げ出されてあり、
バルーンは非常に浮力が減って、フニャフニャになりながら、今にも墜ちそうに低い処で....
「辞典」より 著者:戸坂潤
設備(展覧会・博覧会・陳列台・ショーウィンドー・ネオンサイン・スカイサイン・アド
バルーン・其他)等の現象をその乗具とするが、この内出版(乃至印刷)現象にぞくする....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
る。――それから同じ報道現象でも広告は、色々の斬新新奇な乗具を用いるが(例、アド
バルーンの如き)今は言論の表現報道だけに話を限定しよう。政治的言論に限らず、文学....
「道づれ」より 著者:宮本百合子
の娘とその二人の連《つれ》の上にも懸っている薄青い空。その中空に浮んでいるアド・
バルーンなどを暫く眺めていた。それに飽きると、少し上体の位置をかえて、視野のなか....