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「バース〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

バースの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
或る女」より 著者:有島武郎
して、 「何、間違ったって大事はないけれども……だが手紙は書いて、あなたの寝床《バース》の枕《まくら》の下に置いときましたから、部屋《へや》に行ったらどこにでも....
私の活動写真傍観史」より 著者:伊丹万作
次に市の一流劇場新栄座において見たものをあげると、一番印象の深かつたものは「ユニバース」とかいう変なもので、山崎街道は夕立の光景と弁士がどなると雲が恐ろしい勢い....
西航日録」より 著者:井上円了
り。ここに休憩すること三時間にして、さらに夜行汽車に転乗し、英国唯一の温泉場たるバース(Bath)に向かう。 二十日、朝七時バースに着す。この温泉はローマ時代....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
タル) 英国(ロンドン、ブライトン、へースティングズ、カンタベリー、ブリストル、バース、バーミンガム、チェスター、リーズ、ブラッドフォード、バルレー、イルクレー....
単独行」より 著者:加藤文太郎
側へ着き、そこから最初簡単に岩を登って次に岩を這って行く、その次の岩の横腹へトラバースする割目があるが、とても私には通れないのでこの岩のナイフエッジにぶら下がっ....
汽笛」より 著者:佐左木俊郎
は官舎の横まで来ていた。場内信号はすでに眼の前だった。吉川機関手は腰を上げて、リバース・シングルバース・ハンドルを引き倒した。列車は逆戻りをする前にまず速度を失....
濹東綺譚」より 著者:永井荷風
にはオデッサ、スカール、サイセリヤ、此方《こなた》の側にはムウランルージュ、シルバースリッパ、ラインゴルトなど。また万茶亭と素人屋《しもたや》との間の路地裏には....
レンブラントの国」より 著者:野上豊一郎
年)と「織物商組合評議員」(一六六一年)が有名であるが、そのほかに「エリザベト・バース」(老婦人の像)と「或る婦人の像」(中年の婦人の像)と火事で焼け残った「解....
詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
定義しているだろうか? 第一の疑問は、先《ま》ず韻律《リズム》とは何ぞや、韻文《バース》とは何ぞやと言うことである。字書の語解は、この点に就いて完全な答案を持つ....
あなたも私も」より 著者:久生十蘭
庭に、うらうらと春の日が照り、白いエプロンをかけたメードたちが、派手な日除の下へバースデイ・ケーキや飲物を運んでいる。 どのみち、手にあうようなことではないの....
平凡」より 著者:二葉亭四迷
のある門脇《もんわき》の掛茶屋は影も形も無くなり、其跡が Barber's《バーバース》 Shop《ショップ》 と白ペンキの奇抜な看板を揚げた理髪店になっている....
十二支考」より 著者:南方熊楠
のサモギチア地方民は十六世紀にもギヴォイテてふ蜥蜴を家神とし食を供えた(英訳ハーバースタイン『露国記《ノーツ・アッポン・ラッシア》』二巻九九頁)。 『抱朴子』に....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ら拡げて、すべての悪性動物を制禁して生ずるなからしめたというたんだそうな(チャンバース『日次事纂《ブック・オヴ・デイス》』二、『フォクロール』五巻四号)。アイス....
十二支考」より 著者:南方熊楠
で死んでしまったは、昨今評判のコルクの市長の足元へも寄れませぬ。ロバート・チャンバースいわく、この事件を新聞紙月並みの法廷傍聴録として看過しがたきは、当時エリオ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
先例を逆さまに伝説から書き始めた。こんな気の長い人が西洋にもあったものか、チャムバースの『ブック・オヴ・デイス』に珍譚あり。昔話に物言わずに生まれ付いた人が騎馬....