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パーソナリティ
「パーソナリティ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
パーソナリティの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白蟻」より 著者:小栗虫太郎
だけなのでございます。というのはたしか、サイディスの『複重性人格《マルティブル・
パーソナリティ》』には、一番明確なものが挙げられていたように思われますけど、大体....
「映画雑感(Ⅶ)」より 著者:寺田寅彦
むしろウィリアム・パウェルという男とマーナ・ロイという女とこの二人の俳優の特異な
パーソナリティの組み合わせと、その二人で代表された特異な夫婦間の情味にかかってい....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
。なぜというにベルグソンの哲学に於てもW・ジェームズの心理学に於ても、問題は元来
パーソナリティーにあったのであって、J・ジョイスやM・プルストに
パーソナリティー....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
おのれに十五分の力あることがわかってくる。いよいよ進めばいよいよ哲学者のいわゆる
パーソナリティー(わが国で普通にいう人格とは違う)の大《だい》を知る。 かく述....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
こへ来てつまらないのは、何しろここは中條家の墓ですからね。戸棚です。ちっとも父の
パーソナリティも母の気分もない。ですから来るたびに索然として、来ないでもよかった....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
作に現れた芸術上の我と、然らざる平常の我とは別物であって、作家は二重人格《ダブル
パーソナリティー》であるべきものだと云った考えを持っているかも知れない。是も亦不....