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「パーリ語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

パーリ語の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ラ氏の笛」より 著者:松永延造
国では、寝た儘で祈るという風習はない。」と、彼れが頑固に返答した。そして何事かをパーリ語で唱えては、体を前後に揺するのであった。 七 再び美しい月の....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
ーがドイツ語やギリシア語や又ラテン語に就いてやったことを、和辻氏は日本語や漢文やパーリ語に就いて拡張して行ったに過ぎないとも云える。――だが、その結果はもはや必....
敬語論」より 著者:坂口安吾
。学者は学者だけの特別な言葉を使わなければならぬ。そこでそのころのインドの俗語(パーリ語という)を用いないことにして、学者だけの特別の言葉をつくった。これをサン....
小さな山羊の記録」より 著者:坂口安吾
ることにした。つまり、辞書をひきつゞけるのだ。私は、フランス語、サンスクリット、パーリ語、ドイツ語を一時に習い、たゞ、むやみに、辞書をひく機械のように、根かぎり....
二十一」より 著者:坂口安吾
ち発熱三十九度、馬鹿らしい話だが、大マジメで、ネジ鉢巻甲斐々々しく、熱にうなり、パーリ語の三帰文というものを唱え、読書に先立って先ず精神統一をはかるという次第で....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
ムメモあるのみであるから、マ行に濁撥音記号をつけるのが理窟には合っているだろう。パーリ語とサンスクリットはそうである。マ行に濁撥音記号をつけている。他にもそのよ....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
行って学んだらインドの事情が分るだろうと思って修学に参りました。始めは充分親切にパーリ語の経文及び文典等を教えてくれた。ちょうど一年余り居りましたがその間に同師....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
るもの 三十七部 サンスクリット文学に関したるもの 三百九十七部パーリ語学に関したるもの 三十一部 仏教に関したるもの 六十二部....