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フットボール
「フットボール〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
フットボールの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
聞社主および博物館長を訪問し、さらに大学に登校す。わが中校よりも小なり。これより
フットボールの大競技あるを聞き、参観に出かけたるに、入場料一シリング(わが五十銭....
「怪塔王」より 著者:海野十三
した。 「さあ、いくぞ!」 怪塔王はいきなり大声をはりあげると、隠しもっていた
フットボールほどの球を、頭上たかくさしあげました。 「これは殺人光線灯だ。貴様た....
「柿色の紙風船」より 著者:海野十三
これも一役。 次は私と五十嵐庄吉とのやっている作業であるが、二人の間に、張型の
フットボールの球に足をつけたようなものが置いてある。まず五十嵐の方が、二つに折ら....
「火星兵団」より 著者:海野十三
ぐにゃした触手を、袋の底にいっぱいに広げる。その時頭は、もちろん敷物の上においた
フットボールの球のような有様だ。そこで彼は目をあいたまま、ねむりはじめるのだった....
「鞄らしくない鞄」より 著者:海野十三
しっそう》して来て、呀《あ》っという間にそのトランクに突きあたった。トランクは、
フットボールのように弾《はじ》かれて上へ舞いあがった。と思う間もなく下へ落ち始め....
「人造人間戦車の機密」より 著者:海野十三
した極秘の電波を人造人間隊にかけますと、その人造人間隊は、たちまちソノー、主席は
フットボールを御覧になったことがございますか」 「余計なごま化しはゆるさん」 「....
「地底戦車の怪人」より 著者:海野十三
。 「おい、たいへんだ」 「足が、ひとりでに、上へ向いていくぞ」 戦車はまるで
フットボールを山の上から落したときのように、天井と床とが、互いちがいに下になり上....
「○○獣」より 著者:海野十三
たのである。 「あッ、あそこの板塀が……」板塀に、今しもポカリと穴が明いている。
フットボールぐらいの大きさだ。その穴が、どうしたというのだろう、見る見るうちに大....
「遊星植民説」より 著者:海野十三
の窓から、外を覗いて御覧」 「アラ、博士。パノラマが見えますワ。宇宙の一角から、
フットボール位の大きさに地球を見たところが……」 「よく御覧、その地球は、見る見....
「自叙伝」より 著者:大杉栄
来た。 学科の済んだあとで、毎日そんな遊戯をやらされていたが、そのほかにもよく
フットボールや綱引をやった。そしてこの二つの遊びでは、班長が組を分けるのに困って....
「あるまりの一生」より 著者:小川未明
フットボールは、あまり坊ちゃんや、お嬢さんたちが、乱暴に取り扱いなさるので、弱り....
「バークレーより」より 著者:沖野岩三郎
だがあの容量は八万人だ。あの中央の緑の美しいのをごらんなさい。秋になるとあすこで
フットボールの競技があるのだ。』 船長は時計を出してみて『あ、時間だ!』 エ....
「めでたき風景」より 著者:小出楢重
随分ふざけかかって来るし、毬を投げると追うて行く。人間だって子供は独楽を喜ぶし、
フットボールで時を忘れ、大人でさえもテニスや野球、ゴルフ等すべて毬の運動に興味を....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
技に熱心に通った。徒歩競走と高跳《たかとび》とではフランスの代表選手となり、ある
フットボールの団長となった。金持ちで向こう見ずな同類の若い運動狂たちといっしょに....
「川」より 著者:新美南吉
君はいぜんから、死んだふりや、腹のいたむまねが、ひじょうにうまかったからである。
フットボールが飛んできて、兵太郎君の頭にあたりでもすると、かれはふらふらとよろめ....