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フラッシュバック
「フラッシュバック〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
フラッシュバックの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「映画芸術」より 著者:寺田寅彦
をはり合わせるだけで、一度現われたと寸分違わぬ光景を任意にいつでもカットバックし
フラッシュバックすることもできる。東京の町とロンドンの町とを一瞬間に取り換えるこ....
「映画雑感(Ⅰ)」より 著者:寺田寅彦
四五度現われて、それが皆それぞれ違った役目をつとめると同時にその物を通して過去を
フラッシュバックして運命の推移を意識させる。またたとえば教授の出勤時刻をしらせる....
「映画雑感(Ⅲ)」より 著者:寺田寅彦
のクローズアップ、それに第一のクライマックスに使われた「柱に突きささった刀」でも
フラッシュバックさせるとか、なんとかもう一くふうあってもよさそうに思われた。 ....
「映画雑感(Ⅳ)」より 著者:寺田寅彦
けないで、マニキュアを続けているのである。この場面が、あとの「氷をもって来い」で
フラッシュバックされて観客の頭の中に浮かぶ。 この「氷を持って来い」が結局大事....
「木魂」より 著者:夢野久作
はどうした事かその風景がソックリそのまんまに、数学の思索の中に浮き出て来る異常な
フラッシュバックの感じに変化しているように思われた。その景色の中の家や、立木や、....