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フレスコ
「フレスコ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
フレスコの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神神の微笑」より 著者:芥川竜之介
じょう》から吊るされたランプがあるだけだった。そのランプの光の中に、内陣を囲んだ
フレスコの壁には、サン・ミグエルが地獄の悪魔と、モオゼの屍骸《しがい》を争ってい....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
。思想とその具現との間に仲介物が少ない。思想が途中で弱ってくる隙《ひま》はない。
フレスコバルディーやクープランやシューベルトやショパンは、その表現と形式との大胆....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
時にあっては、宗教画はすなわち美術の全部でありました。ジョットーは、そのいわゆる
フレスコの大きなものを後世に残したほかに、小さな額面を作らないではない。今日でも....
「パラティーノ」より 著者:野上豊一郎
眺められるような趣向が、これは昔喜ばれたものと見え、ポンペイでも同じような種類の
フレスコを見た。此処のはアルグスがイオの番をしてると、メルクリウスがイオを助けよ....
「パルテノン」より 著者:野上豊一郎
したギリシア軍の名誉を主題とした殿堂の壁画は抹殺されて、キリスト教の聖徒の光栄が
フレスコで描かれた。けれども破風と彫刻帯の浮彫は高い所にあったから当時はまだ手を....