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ブドウ
「ブドウ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ブドウの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
対して口誦するを例とす。 宗派異なればその名目また異なり、ヤソ教の祭式に一杯の
ブドウ酒と一片のパンを神前に供し、読経祈請の後、これをヤソの血と肉なりといいて衆....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
り。自動車は各都会に流行せるも、パリ最も盛んなるを見る。また、パリはコーヒー店、
ブドウ酒の名物なりしが、近年英国風および独国風これに入り、市街にイングリッシュバ....
「妖怪学」より 著者:井上円了
額に冷水の一滴を点じたるに、その人、イタリア国にありて熱気のはなはだしきを感じ、
ブドウ酒一杯を傾けたることを夢みたりという。 明治二十年、和歌山県久保某氏より....
「妖怪報告」より 著者:井上円了
額に冷水の一滴を点じたるに、その人、イタリア国にありて熱気のはなはだしきを感じ、
ブドウ酒一杯を傾けたることを夢みたりという。 ○明治二十年、和歌山県、久保某氏よ....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
とも実利的な形で、寛大を示したかったのである。ある年限を定めて、エセックスに、甘
ブドウ酒の輸入税のとりたて請負権を売ってやった――この関税から、どうでも甘い汁を....
「白雪姫」より 著者:菊池寛
しずつやさいのスープとパンをたべ、それから、一つ一つのおさかずきから、一|滴ずつ
ブドウ酒をのみました。それは、一つところのを、みんなたべてしまうのは、わるいと思....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
人なんかがダメね。人にやってもらってるわ」 そうかも知れない。看護婦ともなれば
ブドウ糖の注射でも注意を集中してやるものだ。ウカツに静脈注射など打つ気持にはなれ....
「街はふるさと」より 著者:坂口安吾
身体をもたせるのが、たいへん。でも、死ぬまで、やるの。ほら、ごらんなさい。毎日、
ブドウ糖を」 腕の静脈をだして見せた。青木は物欲しさをそそられる代りに、苦笑を....
「我が人生観」より 著者:坂口安吾
サグサの事どもであった。 私は昨年から、毎日、天城先生に健康診断していただき、
ブドウ糖とビタミンBの注射をうっていただいていた。 私は天城さんに相談した。 ....
「わが戦争に対処せる工夫の数々」より 著者:坂口安吾
るといふ親類の病院で酒を強奪して、海へ行き、無理矢理浜の茶屋へあがつて酒は悪いが
ブドウ酒ならよからうと
ブドウ酒もだしてもらつて酒をのんだ。そのとき、まだいくらか....
「かもめ」より 著者:神西清
マーシャ、あとからシャムラーエフ、トリゴーリン、それぞれ登場。 アルカージナ 赤
ブドウと、トリゴーリンさんのあがるビールは、このテーブルに置いてちょうだいな。ロ....
「無人島に生きる十六人」より 著者:須川邦彦
た。 われらの領土の宝島には、つる草が生えていた。宝島の当番が、このつる草に、
ブドウににた小さな実がたくさんなっているのを発見して、その実を、本部島に送ってよ....
「見えざる人」より 著者:チェスタートンギルバート・キース
私の発明したあのぜんまい仕掛の人形は、ボタンの押し方さえ知っていれば、石炭でも、
ブドウ酒でも、また時間表だろうが、生きた雇人等よりは何層倍も早く、あなたの手許へ....
「長崎の鐘」より 著者:永井隆
みに売薬などをつけぬようにせねばならない。 原子病療法 宿酔にはビタミンBと
ブドウ糖の注射がよく効く。 熱傷に対しては鉱泉療法が卓越していた。私たちは患者....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
、その子房が成熟して果実となっている。ゆえにその果実はウメ、モモ、カキ、ミカン、
ブドウ、ナスビなどのように純粋な果皮を持った果実とは違って、その子房は他の助けを....