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ベルリン大学
「ベルリン大学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ベルリン大学の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三四郎」より 著者:夏目漱石
、本の見返しのあいた所に、乱暴にも、鉛筆でいっぱい何か書いてある。 「ヘーゲルの
ベルリン大学に哲学を講じたる時、ヘーゲルに毫《ごう》も哲学を売るの意なし。彼の講....
「地球盗難」より 著者:海野十三
はなかった。だからドクトルの言葉は、彼を痛く愕かせたのである。 「私は、ドイツの
ベルリン大学で研究室を持っていますが、気象統計を調べてゆくうちに、近年どうも気象....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
統一をもってドイツ復興策中最も適切なるものと考えられるに至った。 しかるに当時
ベルリン大学の教授であったザヴィニーは、これに対して「立法および法学における現時....
「カール・マルクスとその夫人」より 著者:宮本百合子
たえた。カールは、この父を真心から愛し、尊敬した。父の五十五回目の誕生日のとき、
ベルリン大学にいた十九歳のカールはお祝として、それ迄につくった四十篇の詩と、悲劇....
「辞典」より 著者:戸坂潤
ゼルの教授となり後キール、ブレスラウ諸大学を経て、一八八二年ロッツェの後を襲うて
ベルリン大学の教授となった。ツェラー(E. Zeller)、エルドマン(J. E....
「ベルリン大学」より 著者:寺田寅彦
だが、音を風音らしくするのはやはり人間の芸術らしいと思われた。 三学期一年半の
ベルリン大学通いは長いようでもありまた短いようでもあった。たいそう利口になったよ....
「アインシュタイン」より 著者:寺田寅彦
った。大戦の始まった一九一四年の春ベルリンに移ってそこで仕事を大成したのである。
ベルリン大学にける彼の聴講生の数は従来のレコードを破っている。一昨年来急に世界的....
「伯林の降誕祭」より 著者:岡本かの子
て返して上げた。これもあとから思えばおかしな贈物。 午後からは、男女まぜこぜの
ベルリン大学のお友達が沢山来た。日本のごもくめしの好きな連中でした。夕方から、そ....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
ず。 西洋の大学内には、たいてい神学部あらざるはなし。英国の大学は論をまたず、
ベルリン大学にも神学部をもってその第一部とす。これ、なにによりてしかるや。けだし....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
十二年、ドイツに留学。ある日、安田武雄中将(当時大尉)から、ルーデンドルフ一党と
ベルリン大学のデルブリュック教授との論争に関する説明をきき、年来の研究に対し光明....