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ボム
「ボム〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ボムの前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小公女」より 著者:菊池寛
い生涯を生きて来たような気持でいました。 セエラは今、父のクルウ大尉と一緒に、
ボムベイからロンドンに着いたばかりのところなのです。あの暑い印度のこと、大きな船....
「雷嫌いの話」より 著者:橘外男
る。 笑わせちゃいけない、瑞西の雷は、ビュッヒュウと鳴るんだそうな。 印度、
ボムベイの商人 強大に鳴る。天地も破れんばかりに鳴る。 この返事を読んだ途端、....
「寺田先生の追憶」より 著者:中谷宇吉郎
う。 水素の方の仕事は、この中では比較的大がかりなのであったが、それでも水素の
ボムベと目盛りした硝子のU字管と、小さい変圧器位の設備で、どんどん曲線は採れて行....
「汽船が太平洋を横断するまで」より 著者:服部之総
太平洋汽船のための寄港地としての日本――が新しく認識されたのである。 まず、「
ボムベンおよび焼玉を放発して」も日本を開港させずにはおかぬという凄文句の手紙で五....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
出すことをはばかって腹を切ってしまった。 ところであの方のほうは、アトミック・
ボムブが広島へ落ちる六カ月も前、つまり米軍がマニラへ入城したころにもう降伏を決意....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
の麪包の木はマレー群島の名菓ジュリアンと同じく、わが邦の梧桐《ごどう》の類に近き
ボムバ科に属し、アフリカの原産だが今はインドにも自生す。世界中最大の木の随一でそ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
を打たれよと言ったので王子返答も出ず。妻を打つのを全廃したという(一九〇九年板、
ボムパスの『サンタル・パルガナス俚伝』一一三頁)。『閑田耕筆』三に、人は眼馴れた....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
では注文もいつ来るやらですね。緑郎、大戦始るか始らぬかで、ワルシャワにはドイツの
ボムが落されているなかでどうしているでしょう。丁度お金もなくなっているそうですが....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ったこと書いてあったのに。それはよかったと書いて下すってあるのに。可哀想なこと!
ボムでボンボンなんかけし飛んだわけだったのでしょうか、何て可笑しいでしょう、あな....
「一九二五年より一九二七年一月まで」より 著者:宮本百合子
やな心持なり。 もう一つ どこだか判らず。何だか分らず Aが、私に
ボムをなげつける、それが、黄色と赤の平たく丸い、菊の花のようなの。両手にもって電....