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ポイント
「ポイント〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ポイントの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球盗難」より 著者:海野十三
称あるエスペラント語だった。 「そうか。ちょっと待ってくれたまえ。SS五〇一が四
ポイント六八か。……SS五〇二が四
ポイント七九か。……」 博士は何か細かい数字....
「発明小僧」より 著者:海野十三
はデスナ、我国の兵の身長と敵兵の身長との甚だしい相違に着眼したのです。こっちは一
ポイント六メートル位で、あっちは二メートルもあります。」 陸相「フフン。」 小僧....
「坑鬼」より 著者:大阪圭吉
た櫛の歯のような採炭坑は、南北何丁目の支線道路だ。幹線から支線道路へ、いくつもの
ポイントを切って峯吉の採炭場へ近づくにつれ、お品の足は軽くなるのであった。 片....
「黒板は何処から来たのか」より 著者:小倉金之助
一八二〇―一八四〇年の期間に、アメリカの数学界に大きな影響を及ぼした、ウェスト・
ポイント陸軍士官学校における、数学の教授から発したのである。 一八一二年の米英....
「農民文学の問題」より 著者:黒島伝治
出発からその方向を異にしていた。農民生活を題材としても、その文学のねらう、主要な
ポイントは、プロレタリア文学が所期するのと同じ方向に一致させようと、常に努力され....
「「マリー・ロオジェ事件」の研究」より 著者:小酒井不木
が、水曜日に至ってルーサーという人と他の二名の紳士が帆船でホボーケンのキャスル・
ポイントに近いシヴィル洞孔を通過しつつあった時、水中に若い女の死骸のあることを発....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
には、同じ手蹟で、次のようなさらに詳しいことが書いてあった。―― 「北北東より一
ポイント(註二九)北に位して、遠眼鏡の肩、高い木。 骸骨島東南東微東。 十フ....
「千曲川のスケッチ」より 著者:島崎藤村
った。間もなくその駅長は面白くなくて、小諸を去ったとか。 線路の側に立っている
ポイント・メンこそはこの山の上で寂しい生活を送る移住者の姿であろう。勤めの時間は....
「駅夫日記」より 著者:白柳秀湖
して、腕の力で自然に勝って、あらゆるものを破壊して行く間に、私たちは、シグナルや
ポイントの番をして、機械に生血を吸い取られて行くのだ。私たちのこの痩せ衰えた亡者....
「大正女流俳句の近代的特色」より 著者:杉田久女
根の句に到ると、ただ純白の花の上に今し漆黒な蝶が翅をあげてとまった、その動中の一
ポイントを捉まえ、一瞬間の姿を活動的に描いた点が新らしい写生句である。次の凍蝶と....
「日輪草」より 著者:竹久夢二
。熊さんは、感心してその見事な花を眺めました。熊さんは、電車道に立っている電車の
ポイントマンを連れてきて、その花を見せました。 「え、どうです」 「なるほどね」....
「猿面冠者」より 著者:太宰治
、また書けなくなる。つまり、この主人公は、銅像になりたく思っているのである。この
ポイントさえはずさないようにして書いたなら、しくじることはあるまい。それから、こ....
「オリンポスの果実」より 著者:田中英光
みょう》に強く、想われるのはやはりあなたの面影《おもかげ》でした。
ホワイト
ポイントへ魚釣《さかなつ》りにも行きましたが、ぼくは釣なぞしたことがないので、無....
「学位について」より 著者:寺田寅彦
れる。学位論文として著者が自信をもって提出するほどのものでなんらか斯学に貢献する
ポイントをもたないようなものは極めて稀であろうと思われるのである。あらを拾えば切....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
之だ。 道徳という問題が、文学そのものの成立にとって、如何にのっぴきならぬキー
ポイントをなすかが、すでに略々見当がつくだろうと思う。ただの一時の文学現象につい....