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「ポテンシャル〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

ポテンシャルの前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
金属人間」より 著者:海野十三
胞内における分子が相互にケンシテイションをひき起こし、そのけっか仮歪《かわい》のポテンシャルを得たとすると、これは生命誕生の可能性を持ったことになる)云々。 ....
科学論」より 著者:戸坂潤
空間に解消されて消滅したと叫ばれた。相対性理論によれば物質や重力・電磁気其の他のポテンシャルは、いずれも宇宙空間。 * 空間概念の分析に就いては拙稿「空間論」(....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
一般化されたことによって(一九一五年)、空間・時間・運動・物質乃至質量・其の他のポテンシャルの概念規定は、根本的に変革されるに至った。人々はその時、旧力学乃至旧....
社会時評」より 著者:戸坂潤
転向する必要があるのである。「革命的エネルギー」という言葉があるが、それは一種のポテンシャル・エナジーで、転向・転下によって、このエネルギーがディスチャージ(?....
認識論とは何か」より 著者:戸坂潤
的事物の状況は観念論者が想定しているように、そんなに平坦な均一ではない。そこにはポテンシャル・エナージーの無限の差の世界が横たわっている。この量的関係は量的な認....
ひと吾を公式主義者と呼ぶ」より 著者:戸坂潤
はない。思想は一種の労作か労働なのだから、どんなに天来の思想でも必ずその思想的なポテンシャル・エナージーを自覚しているものだ。自覚しないように考えられるのは、作....
満韓ところどころ」より 著者:夏目漱石
だ点取がと云って威張っていたくらいである。そうして、稍《やや》ともすると、我々はポテンシャル・エナージーを養うんだと云って、むやみに牛肉を喰って端艇《ボート》を....