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ポピュラー
「ポピュラー〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ポピュラーの前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ばけものばなし」より 著者:岸田劉生
らぬのである。 次にそれなら何故妖怪には足があるか、三つ目入道、河童、天狗等の
ポピュラーなものから、前述、あかなめ、こだま、かあにょろ、朱の盤、等の特殊な妖怪....
「科学と文学」より 著者:寺田寅彦
「創作」でないという説もあるかもしれないが、そういうことになれば、現代わが文壇で
ポピュラーな小説的作品中の多数のものはやはりもはや小説でなく創作でなくなるのであ....
「日本楽器の名称」より 著者:寺田寅彦
あるいは文禄年間に琉球から伝わった蛇皮線を日本人の手で作りかえた、それがだんだん
ポピュラーになったものらしい。それからシナの楽器の阮咸と三味線とが同一だとか、そ....
「量的と質的と統計的と」より 著者:寺田寅彦
果は往々不幸にして有害なる影響を科学自身の進展に及ぼす事がある。それはその命題が
ポピュラーでそうして伝統的権威の高圧をきかせうる場合において特にはなはだしいので....
「ルクレチウスと科学」より 著者:寺田寅彦
要は便利なものである。 マンローの第三巻はこの人の対語訳で、同じものがボーンの
ポピュラー・ライブラリーの中にも出ているそうであるが、自分はまだこの訳を読んでい....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
欧州には畜類が金の糞した話が多い。例せばクレーンの『伊太利俚譚《イタリアン・
ポピュラー・テールス》』に、貧しい児が叔父に小さき驢を貰う、その下に風呂敷さえ拡....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
猿何の義か知らぬが、猴同士虱を捜り合うは毎度見及ぶ。しかるに知人アッケルマンの『
ポピュラー・ファラシース』にいわく、ロンドン動物園書記ミッチェル博士がかの園の案....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
フィック・エディション――英語)、ライフ、リーダーズ・ダイジェスト(日本語版)、
ポピュラー・サイエンス(日本語版)、民主朝鮮(日本語) 4 書籍....
「能とは何か」より 著者:夢野久作
風は完成されたものとなっていて、その主張が一般の能楽同好者によく理解される。現在
ポピュラーな流儀としてこの二流が動かすべからざる根柢を張っているのは当然である。....