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「ポリス〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

ポリスの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
江戸か東京か」より 著者:淡島寒月
、大いに迷惑がられたものでしたが、これは暫時で廃されてしまった。その番兵の前からポリスというものがあって、これが邏卒となり、巡邏となり、巡査となったので、初めは....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
旧慣によりて寺院の建築、修繕等には競いて納金すという。これより汽車に駕し、ペトロポリスに至る。海抜二千尺の高地にあり、アプト式にて山を登る。二時間を要す。各国外....
人造物語」より 著者:海野十三
やさしい婦人姿のロボットなんてえのは出てこなかったのである。 独逸映画「メトロポリス」には、ブリギッテ・ヘルム扮するところの可憐なるロボットが製造せられるが、....
超人間X号」より 著者:海野十三
もとのからだに戻る希望を持てる身になったのである。 三角岳《さんかくだけ》メトロポリス それ以来、X号の乱行は、まったく見られなくなった。 そうでもあろう、....
私の洋画経歴」より 著者:小野佐世男
思い出がある。ドイツ映画「バリエテ」の色気あふれるリア・デ・プッティや、「メトロポリス」のブリギット・ヘルムなぞは僕の好みの女優であった。これにさかのぼり、「カ....
家なき子」より 著者:楠山正雄
たら、たぶんかれの言ったことばがわかったであろうが、わたしの聞き得たかぎりでは、ポリスメン(巡査)ということだけであった。それはたびたびくり返して言ったので、そ....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
イロン、シンガポオルを経、それからシナの海を進んで来たものと言われるが、遠くアナポリスから極東への船旅に上る前に、彼にはすでに長いしたくがあったという。彼は日本....
人間失格」より 著者:太宰治
ちども断ったことは無く、平気でなんでも引受け、へんにぎくしゃくして、犬(同志は、ポリスをそう呼んでいました)にあやしまれ不審|訊問《じんもん》などを受けてしくじ....
踊る地平線」より 著者:谷譲次
ている自分たちを発見した。 はるばるも帰り来しものかな――やがて亜細亜のメトロポリスへ、汽車は走り込むのだ。半球の旅のおわりと、空を焦す広告塔の灯とが私達を待っているであろう。....
映画雑感(Ⅰ)」より 著者:寺田寅彦
、映画に現われる「機械」の真実不真実による価値の懸隔である。古い映画では「メトロポリス」に現われた機械のばからしさなどが代表的である。機械文化の頂点を示すべき映....
映画時代」より 著者:寺田寅彦
フィルムもあるが、やはりこしらえものは実に空疎でおもしろくない。たとえば「メトロポリス」に現われる器械などは幼稚で愚鈍で、無意味というよりは不愉快である。これに....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
かな物の形が生き生きとしてきた。エジプトのスフィンクス、アッシリアの怪物、ペルセポリスの牡牛《おうし》、ポリシーのねばねばした蛇《へび》、などの間をクリストフは....
大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
ッガードの探険談。ウェルズの諸作品。近頃では、テア・フォン・ハルボウ女史のメトロポリスなぞが、そうである。科学の進歩発展した今日、日本にも当然創作されなければな....
デカルト哲学について」より 著者:西田幾多郎
自身を限定する実在の原理はプラトンのイデアにおいて把握せられた。しかしギリシヤのポリス的世界の時代においては、未《いま》だ真の個人的自覚というものはなかった。そ....
エトナ」より 著者:野上豊一郎
、彼自身相当にすぐれた詩才の所有者で、悲劇作者でもあった。 シラクーザにもネアポリスの丘の上に大きな円形劇場が遺っているが、タオルミーナにも町の北東の高台(海....