»
ポンド
「ポンド〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ポンドの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「スリーピー・ホローの伝説」より 著者:アーヴィングワシントン
トリングという青ひげを生やした大男のオランダ人の話では、泥でつくった胸壁から、九
ポンド弾の古い鉄の大砲をぶっぱなして、イギリスの軍艦をあやうく撃沈しかけたが、惜....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
雇わるることとなって、俸給も一週三十シリング(十五円)に増したが、その後に一年百
ポンド(一千円)となった。 今日に残っている実験室の手帳となって研究だけは続け....
「河童」より 著者:芥川竜之介
っと一メエトルを越えるか越えぬくらいでしょう。体重は医者のチャックによれば、二十
ポンドから三十
ポンドまで、――まれには五十何
ポンドぐらいの大河童《おおかっぱ》も....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
千五百七十三棟、僧侶の数およそ二万四千人、寺院の収入総計、毎年およそ七百二十五万
ポンド(わが金およそ四千七百万円)、これに属する信徒の数一千三百五十万(スコット....
「西航日録」より 著者:井上円了
き、毎日七百名以上の職工これに出入し、職工に与うる俸給だけにても、一カ月二千五百
ポンド(わが二万五千円)に上るという。一村これがために富み、かつにぎわい、やや一....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
一ペソ わが四十銭 ペルー国一ソル わが約一円 当時、英貨一
ポンドはおよそわが九円八十銭にして、一シリングはおよそ四十九銭なり。また、南米物....
「ベートーヴェンの生涯」より 著者:ヴェーゲラーフランツ・ゲルハルト
てて、彼のために音楽会を開くようにしてくれと頼んだ。ソサイエティーは折り返して百
ポンドの金を即座に彼に送ったほどの雅量を示した。ベートーヴェンはそのことを心の底....
「透明人間」より 著者:ウェルズハーバート・ジョージ
つけたらしい。 「あれを盗まれてはたまるものか。わしがながい間かかって、やっと二
ポンド十シリングためたんだぞ」 もう、ためらうひまはない。牧師は、 「このやろ....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
上の株主として、莫大な建造費を出しているのだった。工費は、おどろくなかれ千五百万
ポンドというから、日本の金に直して、約二億五千万円となる。なんにしても、凄いもの....
「英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
ます愕いて、二つの預金帳の頁を開いて、しらべた。一冊は英蘭銀行のもので在高は五万
ポンド、もう一冊はフランスのパリ銀行のもので七百十七万フランばかりの在高が記入し....
「地獄の使者」より 著者:海野十三
う一つちょっと調和を破っているようなものが目についた。それは開いた缶詰だった。半
ポンド缶であったが、レッテルも貼ってない裸の缶であった。何が中に入っていたのか、....
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
男は身のたけ低くなり、みめをそこない、女はその美を失うと。茶の価の高いために(一
ポンド約十五シリング)初めは一般の人の消費を許さなかった。「歓待|饗応用の王室御....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
るということを聞いたので……」 「貸家ですか。そこはJさんが雇い婆さんに一週間一
ポンドずつやって、窓の開け閉てをさせていたんですがね。もういけませんよ」 「いけ....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
た結果、ただ一つ重要なことを思い出した。それはブレトン老人がヴィール夫人に毎年十
ポンドずつを給与していてくれたという秘密で、彼女自身もヴィール夫人に言われるまで....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
はなお両手を突き出しているのである。 われわれは彼を船旗に包み、足もとに三十二
ポンド弾を置いて、その日の午後に彼を葬った。わたしが弔辞を読んだとき、荒らくれた....