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ミスト
「ミスト〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ミストの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
(ディセンター) あるいは一名 Non-Conformist(ノン・コンフォー
ミスト) 和漢訳名 非国教宗 一、メソジスト宗 本宗原名 Metho....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
疾あるために、空を見れば一面に水玉があらわれ、また視力も落ちていて(おまけにやや
ミストあり)今日ははっきり味方機の活動を見る事が出来なくて残念だった。 ◯昌彦に....
「青春の息の痕」より 著者:倉田百三
達するまではいかにイヴィルが重なり来たろうとも絶望する気はありません。私はオプチ
ミストです。光の子です。今は涙に濡れていますけれどけっして呪いの息を吐かないつも....
「続堕落論」より 著者:坂口安吾
る。 人間の一生ははかないものだが、又、然し、人間というものはベラボーなオプチ
ミストでトンチンカンなわけの分らぬオッチョコチョイの存在で、あの戦争の最中、東京....
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
ってくださいといいながらドアに手をかけてインヴァイトするのがある。 前者はペシ
ミストであり、後者はオプチ
ミストであるともいわれる。しかしまた全くその反対だとも....
「小さな出来事」より 著者:寺田寅彦
に対して、軽い不平を抱かないではいられなかった。そしてこんな些細な事柄にもオプチ
ミストとペシ
ミストの差別は現われるものかと思ったりした。 今日覗いてみると蜂の....
「笑い」より 著者:寺田寅彦
するばかりで、とてもいっしょになって笑う気になれなかった。もっともこれは単にペシ
ミストの傾向と言ってしまえば、別に問題にはならないかもしれないが。 そうかと思....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
なかった。年内に休刊となった『歴史科学』も『社会評論』もそうである。ただ『エコノ
ミスト』にこの論争のジャーナリスティックな詳細な紹介がのった。――社会科学・歴史....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
ライルはこの際、要するに衣裳という人間の装飾物の否定者であり、アダム主義者(アダ
ミスト)的裸体主義者であって、ドイツ観念論式に抽象的で純粋な「純粋理性」を信じる....
「『唯研ニュース』」より 著者:戸坂潤
でも胸に描きながら、未来を楽しんだ方がいいと私は考えている。 君は全くオプティ
ミストだねと感心する友人に対して、私はいつもこう説明する。俺の楽天主義には科学的....
「正宗谷崎両氏の批評に答う」より 著者:永井荷風
は特に江戸趣味を鼓吹する心はなかった。洋行中|仏蘭西《フランス》のフレデリック・
ミストラル、白耳義《ベルギー》のジョルヂ・エックー等の著作をよんで郷土芸術の意義....
「光と風と夢」より 著者:中島敦
日から新しい作品の構想を立て始める。時代は一八一二年頃。場所はラムマムーアのハー
ミストン附近及びエディンバラ。題は未定。「ブラックスフィールド」? 「ウィア・オ....
「狼疾記」より 著者:中島敦
世界は無限に拡大されるんだ。この秘密を体得しもしないで、生意気にもいっぱしのペシ
ミストがる資格はないね。誰だって人間が出来てくれば、そう一々、世俗だとか、そのコ....
「郷愁の詩人 与謝蕪村」より 著者:萩原朔太郎
肌身に抱いて沁々と愛撫《あいぶ》している心境である。「侘び」は決して厭世家《ペシ
ミスト》のポエジイでなく、反対に生活を愛撫し、人生への懐かしい思慕を持ってる楽天....
「キャラコさん」より 著者:久生十蘭
「ご商売は?」 『恋人』は、考えてから、陰気な声でこたえた。 「手相術師《パル
ミスト》……、手相を見ます」 五 次の日、晩餐《ディナー》の時間にな....