»
ヤク
「ヤク〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ヤクの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「るしへる」より 著者:芥川竜之介
―左闢第三闢裂性中艾儒略荅許大受語《サヘキダイサンヘキレツセイノウチガイジユリ
ヤクキヨダイジユニコタウルノゴ》―
一
破提宇子《はでうす》と云う天主教....
「穂高岳槍ヶ岳縦走記」より 著者:鵜殿正雄
。途中、チョウノスケソウ、チングルマ、ツガザクラ、ジムカデ、タカネツメグサ、トウ
ヤクリンドウ、イワオウギ、ミヤマダイコンソウ、等を見た。 十三 槍ヶ岳絶....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
、片仮名文字の電文を口の中で読みくだした。 「ヒコートウノコージハオモイノホカハ
ヤクデキアガルコトガワカッタタブン三シユウカンノノチトオモワレル。ホンジツ二〇イ....
「火薬船」より 著者:海野十三
の布ぎれには文字がしたためてあった。彼は、すばやくその文字を拾いよみした。 “火
ヤク船ダ。オレハノコルヨ” 彼は、たてつづけに二三度、それをよみかえした。しか....
「三十年後の世界」より 著者:海野十三
コプターは間もなく離陸して、東京へ向った。 とちゅう相談の結果、拾った金属球は
ヤク大学の生理学部の大講堂へ持込み、そこで開くことにきめた。カンノ博士は、その学....
「三十年後の東京」より 著者:海野十三
コプターは間もなく離陸して、東京へ向った。 とちゅう相談の結果、拾った金属球は
ヤク大学の生理学部の大講堂へ持込み、そこで開くことにきめた。カンノ博士は、その学....
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
《ただ》一冊、当のゼムリヤ号の記事を掲げている雑誌につきあたったんだ。その雑誌は
ヤクーツク造船学会誌の最近号たる六月号だ。その雑誌の一隅に、新鋭砕氷船ゼムリヤ号....
「山のコドモ」より 著者:岡本かの子
ヲ ソコ ヘ オロシ、シバラク ソラ ヲ トンデカラ、マタ ヨウス ヲ ミニクル
ヤクソク ヲ シマシタ。 ヤマキチ ハ、ソコラニ タノシソウニ オヨイデ イル ....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
くれない》の峰は瞬《またた》くまに姿を消した。とそこへ、麦粉《ツアンバ》と※牛《
ヤク》のバタを焼く礼拝のにおいがするので、みると、いまいた高僧《ギクー》をはじめ....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
という人がツァーラン及び西北原の方へ商いに来るのみならず、西北原には四、五十頭の
ヤクを放ってありますので、その下僕がテントを張ってその番をしているという。で時々....
「この握りめし」より 著者:岸田国士
べて……。平和と進歩、いや、進歩なんて、ほんとは、人騒がせに過ぎん。言わばマンチ
ヤクだ。平和と自由、これならいゝな。おい、増田のあんちやん、貴様はなかなか美男子....
「赤格子九郎右衛門の娘」より 著者:国枝史郎
は案外臆病者でね。……そりゃ肩書もござんすが、この肩書の塩田というのが、そもそも
ヤクザの証拠でね、私の国は播州赤穂、塩田事業の多い所で、私の家もお多分に洩れず、....
「首頂戴」より 著者:国枝史郎
ノッソリと立った。 「但し」と総髪の武士が止めた。「セチ辛い浮世だ、そうでもない
ヤクザが、僅の餬口にあり付こうと、柄にもない芝居を打つこともある。もしも其奴がそ....
「剣侠」より 著者:国枝史郎
さえ、胸糞悪く思っているのにここら辺りを立ち廻り、博徒の用心棒、自慢にもならねえ
ヤクザの身を、変にひけらかせて大口を叩き、先祖代々素性正しく、定住している俺達へ....
「神秘昆虫館」より 著者:国枝史郎
を噛み切り血嘔吐《ちへど》を吐き、グ――ッ背後態《うしろざま》にへたばったなら、
ヤクザな武士と云わなければならない。何んの小一郎が、そんな武士なものか、「あっ」....