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ユニオン
「ユニオン〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ユニオンの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「星座」より 著者:有島武郎
いた。机の片隅には「青年文」「女学雑誌」「文芸倶楽部」などのバック・ナムバアと、
ユニオンの第四読本と博文館の当用日記とが積んであるのを清逸は見て知っていた。机の....
「西航日録」より 著者:井上円了
車。午十二時、アバディーン(Aberdeen)に着す。北部の大都会なり。その市中
ユニオン街(Union Street)と名づくる一街は、ロンドン西部の建築にパリ....
「花束の虫」より 著者:大阪圭吉
月は、銀座裏のレストランでウイスキーを一杯ひっかけると、それからタクシーを拾って
ユニオン・ダンス・ホールへやって来た。そして其処で、昔習い覚えた危い足取で古臭い....
「自叙伝」より 著者:大杉栄
試験を受けなければならないはめになった。それで僕は急に英語の勉強を始めた。そして
ユニオン読本の四が読めさえすればどこへでもはいれると聞いて、ほかの学科の方はよし....
「一週一夜物語」より 著者:小栗虫太郎
て、夜が明けかかり闇が白みはじめたころ、私は、菩提樹の梢をとおして、暁にふるえる
ユニオン・ジャックの翩翻たるを見たのである。印度の朝、しかし真実の黎明には遠い。....
「空中征服」より 著者:賀川豊彦
とを、ご存知ですね」 「もちろんです。私は冥途の世界においてもサラリー・メンス・
ユニオンの幹事をしていましてな、丁稚、小僧、番頭、近頃死んで来る腰弁連中を糾合し....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
。 倫敦から巴里へは、おなじクロイドン飛行場からやはり一日三回ふらんすのエア・
ユニオンの機が飛ぶから、都合六回の離陸があるわけだが、夏はそのすべてが満員で、す....
「字で書いた漫画」より 著者:谷譲次
撃することになっている。だから、昔はよく女学生が電報――例の黄色いウエスタアン・
ユニオン鐘組織の紙片――を手にして、校庭の隅でしょげ返っていたりすると、同室の仲....
「自分だけの世界」より 著者:辻潤
分のその頃の心持は略々《ほぼ》察せられる。それから、英語を習い始めてから学校で「
ユニオンの第四読本」などを教わっているうちに、いつの間にか基督教にかぶれ出して、....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
んで、床の上に座って先日から書きかけました御手紙を書きつゞけました。
葛城は明年
ユニオンを卒業いたしますから、出ましたら直ぐ独乙へ行って二年程居って、それから直....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
かけることだろう。私はその姿を見てやるわ。それからまた、初めての聖体拝受《コンム
ユニオン》もさしてやろう。ああ、いつそれをするようになるかしら?」
彼女は指を....
「機構への挑戦」より 著者:中井正一
ちゆかないことを示しているかのようである。 そこでは、スペースよりもより早く、
ユニオンカタローグが、印刷カードが図書館組織として要求されはじめている。現実は恰....
「国会図書館のこのごろ」より 著者:中井正一
の組織であるが、これは各省と司法の各図書館を支部図書館とすることになって、共通の
ユニオン・カタローグをつくり、三百七十万冊の本をお互いの共通のものとする目的をも....
「国会図書館の窓から」より 著者:中井正一
全体で三百八十万冊の書籍に対して相互研究の便宜の道と、各図書の綜合リードすなわち
ユニオン・カタローグの課題が待っているのである。一般国民に対しても、三十六万の現....
「図書館の未来像」より 著者:中井正一
ックリーシュの再編成で完成されたる新しい図書館のすがたである。それは、綜合目録《
ユニオン・カタローグ》印刷カード等の組織によって、アメリカ民族の研究組織のインフ....