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「リウマチ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

リウマチの前後の文節・文章を表示しています。該当する13件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
たが大王の巧妙なる作戦に依り遂に十月下旬遠く東方に退却した。大王はこの頃激烈なるリウマチスに冒されブレスラウに病臥中、カール十二世伝を書いて彼の軽挙暴進の作戦を....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
など全部が自然に調節せられて来る。頸の神経痛も頭がぼんやりしたのも、関節や筋肉のリウマチも、胃腸や心臓の弱いのも自然と癒って来ると氏は説明しました。 次に、氏....
蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
風といえば神経疾患、中風といえば脳溢血《のういっけつ》其他からの不仁の病、痛風はリウマチス、猶|馬痺風《ばひふう》だの何だのと云うのもあって、病とか邪気とかいう....
話の種」より 著者:寺田寅彦
本の木で作るそうな。結婚の朝、新郎新婦はこの夫婦匙で睦まじく御馳走を食うという。リウマチスと蜂の毒 蜂に刺されるとリウマチスが癒るという云い伝えが英国辺りで昔....
白銀の失踪」より 著者:ドイルアーサー・コナン
かもそれをやられた馬は軽い跛を引き出すけれど、調馬中に筋でも違えたかそれとも軽いリウマチスに罹ったかということになって、不正の行われたのは決して分らないというこ....
光と風と夢」より 著者:中島敦
広の光芒《こうぼう》を闇空に旋回させて、美しかった。床に就いたが頸部《けいぶ》のリウマチスが起って中々眠れない。九度目に寝つこうとした時、怪しい呻声《うめきごえ....
丹下左膳」より 著者:林不忘
がいたみ、だんだん四肢《てあし》のうごきに不自由を感ずるところを見ると、今でいうリウマチとでもいうのかもしれない。 作爺さんはもうこれで二、三ヶ月も、枕から頭....
放浪記(初出)」より 著者:林芙美子
佗しいなりにも何だか女らしい情熱が燃えて来る。 十月×日 お母さんが例のリウマチで、体具合が悪いと云って来た。 もらいがちっとも無い。 客の切れ間に....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
of Aberdeen, vol. xi. p. 189. 広く拡っているリウマチスや、一般人の間に頻々とある肺病も、著しい程度にこれら諸原因に帰せられて....
ビジテリアン大祭」より 著者:宮沢賢治
べないというのであります。則《すなわ》ち肉類や乳汁を、あんまりたくさんたべると、リウマチスや痛風や、悪性の腫脹《しゅちょう》や、いろいろいけない結果が起るから、....
」より 著者:矢田津世子
休むという風らしかった。 父が胃潰瘍で新潟の妾宅に永らく臥っていた頃、表むきはリウマチで動けないという母の代りに姉が出向いて十日余りも滞在したことがあった。姉....
近世快人伝」より 著者:夢野久作
ば多量に流す」 「……まあ。イヤラシイ。呆れた」 「ハンボン・エキス……ハハア。リウマチの薬と違いますか」 と武谷博士が大真面目で質問した。 「違います……そ....
暗黒公使」より 著者:夢野久作
ずれ明朝の事と存じまして、思い切って帰宅致しました。そうして今朝七時半頃、右手のリウマチスが再発致しました旨の、偽りの欠勤届を認めておりました折柄、タキシー運転....