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リグ
「リグ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
リグの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
ドの創造神話の外に、万物の起源に関するインドの物語の一つである。すなわち、それは
リグヴェーダ(Rig-Veda)の第一〇巻目の中にある見事な一二九番の賛美歌で、....
「西航日録」より 著者:井上円了
と欲し、ダージリン(Darjeeling)に向かい、夜に入りて恒河を渡り、翌朝シ
リグリ(Silliguri)停車場に着す。これより山道にかかる。汽車転々として登....
「地獄の使者」より 著者:海野十三
を高温にあげ、燃焼させますとたちまち猛烈な毒瓦斯となります。ケリヤムグインの一ミ
リグラムは、燃焼して瓦斯体となることによって、よく大広間の空気を即死的猛毒性に変....
「深夜の市長」より 著者:海野十三
テラと上気して、飛びだしたような額の下には、蛤の貝を二つくっつけたような大きなグ
リグリ眼があった。そしてなんともいいあらわせないような不安な色を漂わせて、母親の....
「地中魔」より 著者:海野十三
った。 すると側の扉が開いて、洋服を着た小さい力士のような大人が入って来た。グ
リグリと大きい眼だ! 地底機関車 「三吉、大事件だ。お前も働かせてやる」 ....
「食魔」より 著者:岡本かの子
チーズを壺焼にしたスープ・ア・ロニオンとか、牛舌のハヤシライスだとか、莢隠元のベ
リグレット・ソースのサラダとか、彼がふだん好んだものを註文したので鼈四郎は慥え易....
「巴里のむす子へ」より 著者:岡本かの子
進捗していることは、そっちからの新聞雑誌で見るばかりでなく、この間来たクルト・セ
リグマン氏の口からも、または横光|利一さんの旅行文、読売の巴里特派員松尾|邦之助....
「母子叙情」より 著者:岡本かの子
画家の中にむす子の名も混っているし、抽象派の機関誌にアルプとかオーザンファン、セ
リグマンとかいう世界的な元老の作品の頁と並んで載っているむす子の厳格な詩的な瑞々....
「本州横断 癇癪徒歩旅行」より 著者:押川春浪
出して貰い、まだ一缶残っておった牛肉の缶詰を切って、上戸《じょうご》は焼酎をグビ
リグビリ、下戸《げこ》は仕方がないので、牛肉ムシャムシャ、胡瓜パクパク。漬物は五....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
御仏のひかり隠れし闇ながら
猶てりませと飛ぶほたるかな
翌三日の朝シ
リグリーというステーションで小さな山汽車に乗り替えました。その汽車が北に向ってヒ....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
、西宮町の分郷「夙」とあるそうである。後にシュクを守具と書きかえ、さらにそれをモ
リグと読んで、今は地図にも森具になっている。ところが同じ摂津の宿河原でも、島下郡....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
所というところがある。出雲のはミトコロと読むそうであるが、シュクを守具と書いてモ
リグと読み、ついに森具と書きかえた例もないではない。 右列挙したところは極めて....
「谷より峰へ峰より谷へ」より 著者:小島烏水
経の電線に燃えついて、掻き消されそうもない、私は眼球の上へ、人さし指を宛てて、グ
リグリとやって見たが、一、二尺の先を見つめるのが精々で、森の梢は、その燃えさかり....
「新らしき文学」より 著者:坂口安吾
三色のみを識別した。更に昔は人々は色感に於て赤と黄の二色を識別し得たにすぎない。
リグ・ベエダの時代には赤と黒は殆ど識別されておらず、サンスクリットの全時代に於て....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
をのんでいた。あの男が、六尺、二十貫のからだにコップをギュッとにぎりしめて、グビ
リグビリとビールのようにウイスキーをのみへらすのを見ると、とてもこの豪傑と一しょ....