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「リスク〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

リスクの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
路、竜山各師団よりなる極東軍主力は、国境附近の労農軍を撃破し、本日四時を以てニコリスクを去る十五キロの地点にまで進出せり。目下、彼我の空軍並に機械軍の間に、激烈....
巴里のキャフェ」より 著者:岡本かの子
の有料椅子のランデヴウ。無料ベンチのランデヴウ。 軽い水蒸気が、凱旋門からオベリスクの距離を実測よりやや遠く見せている。シャンゼリゼーの北側の店にこの間から展....
空中征服」より 著者:賀川豊彦
の墓場』として知られ、世界漫遊客が必ず訪問するところになっているだろう。 オベリスクの記念塔に比較しては非美術的であり、井戸側としては大きなものであるセメント....
黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
飾っている。最高点は其北に在って赤錆びた圭角が鑿のように鋭い。南の三窓の頭はオベリスク状の峰尖をいら立たせた一列の竪壁を礑と胸先に突き上げているのが目に入る許り....
フランケンシュタイン」より 著者:シェリーメアリー・ウォルストンクラフト
では、たいへんな違いがあるからです。僕は何も、セント・ペテルスブルグとアルハンゲリスクとの途中の逓送路線で命を捨てようという野心をもっているわけではないのですか....
グッド・バイ」より 著者:太宰治
である。終戦以来、三年|経《た》って、どこやら、変った。 三十四歳、雑誌「オベリスク」編集長、田島周二、言葉に少し関西なまりがあるようだが、自身の出生に就いて....
映画雑感(Ⅱ)」より 著者:寺田寅彦
で、シャンゼリゼーをシャンセライズと発音する英国老人とかいうのがそれである。オベリスクやエッフェル塔が空中でとんぼ返りをしたりする滑稽でも、要領がよいのでくすぐ....
カラマゾフの兄弟」より 著者:ドストエフスキーフィヨードル・ミハイロヴィチ
ることがあったのである。これがロシアにおいてことに隆盛を見たのは、あの有名なコゼリスクの僧庵、オプチーナ修道院であった。いつ、何びとによって、この制度が当地の郊....
光と風と夢」より 著者:中島敦
し、人は何時迄もエァリエルやパックばかりではいられない。「ヴァージニバス・ピュエリスク」の思想も文体も、今では最も厭《いと》わしいものになって了った。実際イエー....
『西遊記』の夢」より 著者:中谷宇吉郎
一面に塩が化石のように硬《かた》く凍りついていた。そしてやがて「最後の※柳《タマリスク》の残骸《ざんがい》が塩野原に横《よこた》わるのを後にすると、最早《もはや....
思い出す事など」より 著者:夏目漱石
損《そく》なったと云う恥《はじ》も少しは交っていた。また「ヴァージニバス・ピュエリスク」の中に、人はいくら年を取っても、少年の時と同じような性情を失わないものだ....
満韓ところどころ」より 著者:夏目漱石
すぐ右へ切れた。気がついて見ると、遥向《はるかむこ》うの岡《おか》の上に高いオベリスクが、白い剣《つるぎ》のように切っ立って、青空に聳《そび》えている。その奥に....
処女の木とアブ・サルガ」より 著者:野上豊一郎
のヘリオポリス(日の町)の遺跡にウセルトセン一世の建てたエジプト現存第一の大オベリスクを見に行った。そのついでに車を廻して、そこからあまり遠くない所にある「処女....
七重文化の都市」より 著者:野上豊一郎
ものではない。 その他、古代王朝の最大の遺物なるピラミッド、スフィンクス、オベリスク等のすばらしさに至っては、今更いうまでもなく、到底中世のイズラム文化の造り....
パリの地下牢」より 著者:野上豊一郎
華の中心地となって、ルクソル(エジプト)から運んで来たラメセス二世の方尖柱《オベリスク》が聳え、私たちが歩きまわっていた頃はその周りを昼も夜も忙しそうな平和の車....