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リファイン
「リファイン〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
リファインの前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
。そして今では彼女を憐れみ許す穏やかな心になっている。いな、前よりもいっそう深き
リファインされたキリスト教的愛で彼女を包み、心より彼女の幸福を祷っている。 考....
「青春の息の痕」より 著者:倉田百三
み、そして終りまで読んでしまいました。そして少なからず感心しました。 この真の
リファインメントのある作品を早く出版して、荒々しい今の読書界に提供したいものだと....
「私は懐疑派だ」より 著者:二葉亭四迷
い》いと云う心持ちは、濁って垢抜けのしない心持ちである。然るに垢抜けのした精美《
リファインド》された心持ちで考えると、自分の児は可愛いには違いないが、欠点も仲々....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
さ出たらめぎらい甘さぎらいだったと思います。アナトールのは趣味のよさにしろ洗煉《
リファインメント》ね。洗煉というものはむずかしくて洗煉ずきの俗っぽさがいやという....
「シナーニ書店のベンチ」より 著者:宮本百合子
えば汐見の爺やは、ここの爺やより巧に、効果的に演じられた。演じられぬ魂が、築地の
リファインされた全舞台の上に、日本に、欠けていたばかりだ。 もしチェホフの劇作....
「日記」より 著者:宮本百合子
テストをよみ、種々考える。第一、彼が、作品に使って居る会話は、カルチュアと観念で
リファインしたものであると自信されて居るが、自分には、わざとらしく、人間が話すの....
「奥様探偵術」より 著者:夢野久作
が居《お》られました。 そのマダムは、その御主人と共々に、社交界でも飛び切りに
リファインされた、押しも押されもせぬカプルと評価づけられておりましたが、それだけ....
「能とは何か」より 著者:夢野久作
ある。 しかしこれと反対に、能の進歩向上を認め、現在に於ても日々夜々に洗練され
リファインされつつあるもの、という事を認め得る人々に対しては容易に説明され得ると....