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ルビー
「ルビー〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ルビーの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
美しくはなれなかったに違いない。二三週間のうちに愛子は山から掘り出されたばかりの
ルビーと磨《みが》きをかけ上げた
ルビーとほどに変わっていた。小肥《こぶと》りで背....
「海神別荘」より 著者:泉鏡花
班牙遠征の途に上りました時、かねて世界有数の読書家。必要によって当時の図書館長バ
ルビールに命じて製らせました、函入新装の、一千巻、一架の内容は、宗教四十巻、叙事....
「空襲警報」より 著者:海野十三
廻され、学生のピッケルを借りて、こまかく砕くことを命じた。一人の奥さんの指から、
ルビーの指環が借りられ、それを使って、硝子壜の下部に小さな傷をつけた。それから登....
「断層顔」より 著者:海野十三
ている両眼に、きつい恐怖の色があった。 服装は、頭に原子|防弾のヘルメットを、
ルビー玉の首飾、そしてカナダ栗鼠の長いオーバー、足に防弾靴を長くはいている。一メ....
「鳩つかひ」より 著者:大倉燁子
品を見せてもらった、まず天華堂では真珠の頸飾、香取の店ではダイヤの指輪、田屋では
ルビーの帯留、玉村ではエメラルドのピン、というように、――博士の考えはこうだった....
「梟の眼」より 著者:大倉燁子
我慢しなければならないので、その代りに小指にはめるマルキイズを借りることにして、
ルビーの指輪に若干の金を添えて話をつけた。 杉村は鞄の中に指輪を納いながら、 ....
「金魚撩乱」より 著者:岡本かの子
のも忘れて、しばらく弄ぶ恰好に似ていた。切られた金魚の首は電燈の光に明るく透けて
ルビーのように光る目を見開き、口を思い出したように時々開閉していた。 都会育ち....
「五月の朝の花」より 著者:岡本かの子
大粒の赤玉、白玉のメノーを七宝の青い葉茎がくっきりうけとめている、チューリップ!
ルビーと紫水晶のかけらのスイートピー。 くじゃくの彩羽の紋所ばかり抜いて並べた....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
ち明けた。また、深い水源からはいろいろの考えが湧き出して、あたかもダイヤモンドや
ルビーがその泉の泡の中からでも光り輝くように、宝石のひかりを持った空想が湧き出し....
「赤い実」より 著者:小川未明
う木の中ほどまで登ってその枝に、足をかけていました。 近づいてみると、ちょうど
ルビーのように、美しくすきとおる、なにかの小さい実が、ざくろのとげにつきさされて....
「消えた美しい不思議なにじ」より 著者:小川未明
寄って、戸のすきまからのぞいてみますと、へやのうちでは、美しい姉と妹が、真珠や、
ルビーのはいった指輪や、腕輪を、いくつも取り出して見くらべているのでした。そして....
「果物の幻想」より 著者:小川未明
これを、なつかしく思い、立寄って、たべたことがありました。 燕温泉に行った時、
ルビーのような、赤い実のついている苔桃を見つけて、幽邃のかぎりに感じたことがあり....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
》五年、やっと読み解くことができたのです。
宣賓《シュウチョウ》のには、紅玉《
ルビー》光をはなつ峰のさまが書かれてある。それが先日、私がたしかめた紅蓮峰《リム....
「私の洋画経歴」より 著者:小野佐世男
登場し、二巻目の終りに両眼が恐ろしいまでクローズ・アップされ、その眼球だけ赤色が
ルビーのように染められていたのには驚異であった。 幸い両親が新しい物好きで、僕....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
と訓令せられた。王は、そして同じ訓令とともに、ロオペへの下されものとしてダイアと
ルビーの指輪を、アンドラダに託せられた。エリザベスは、この話を聞いて、今から三年....