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ロゼ
「ロゼ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ロゼの前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「征服の事実」より 著者:大杉栄
連絡もないのである。ロシアの名は、もと北方の起原で、スカンジナビアの一民族たる、
ロゼルの転訛したものである。プロシャはプロイセンというスラブの一蛮族の名で、十二....
「ルバイヤート」より 著者:小川亮作
にならべられる運命となった。出版してから三年ばかり後のこと、ラファエル前派の詩人
ロゼッテイの二人の友人が、散歩の途次偶然、埃に埋もれたこの珍しい本を発見して、彼....
「あるニュウ・フェイスへの手紙」より 著者:岸田国士
の演じる人物の魅力には、そういうところがよくあったでしょう。 フランソワアズ・
ロゼエが、やはりそうです。 「教養」の問題は、結局、生活に即した日常的な問題です....
「フランケンシュタイン」より 著者:宍戸儀一
(一八八六年)、F・A・マーシャル夫人のもの(一八八九年)ルーシー・マドックス・
ロゼッチのもの(一八九〇年)が、ふつう挙げられている。 (訳者)....
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
、と言った友人もあった。 千駄木時代に、よくターナーの水彩など見せられたころ、
ロゼチの描く腺病質の美女の絵も示された記憶がある。 ああいうタイプもきらいでは....
「小浅間」より 著者:寺田寅彦
出物がそれぞれにちがった経歴を秘めかくして静かに横たわっている。一つ一つが貴重な
ロゼッタストーンである。その表面と内部にはおそらく数百ページにも印刷し切れないだ....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
れぞれにちがった経歴を秘めかくして静かに横《よこた》わっている。一つ一つが貴重な
ロゼッタストーンである。その表面と内部には恐らく数百頁にも印刷し切れないだけの「....
「虞美人草」より 著者:夏目漱石
《つばき》の管《くだ》が、同時に揺れて、唐紅《からくれない》の一片《ひとひら》が
ロゼッチの詩集の上に音なしく落ちて来る。完《まった》き未来は、はや崩《くず》れか....
「詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
用いられていた。即ち当時に言われた「実感で書け」の意味は、美的陶酔のない感情、プ
ロゼックな現実感で書けの意味だった。 文壇に於ては、今日この言語が転化してしま....
「魔都」より 著者:久生十蘭
好都合なのだが」
手代は呆れたような面持で真名古の顔を眺めていたが、
「これは
ロゼット型という古い切り方ですな。……左様、無垢のガラスなら出来ないこともござい....
「日蔭の街」より 著者:松本泰
が、柏は耳にも入れず、 「まア、鳥渡見ろ、この卓子の五列目で、君の真背後なんだ。
ロゼッチの『愛の杯』から抜出してきたような美人だ」と熱心にいった。 如何に「愛....
「女の歴史」より 著者:宮本百合子
で一寸揺って、さあ、と口ごもっている。きまりわるいのかしらと思って、私は自分から
ロゼエの名などあげて、あなたは? ともう一遍云ったら、そのひとはいかにも生活から....
「ロンドン一九二九年」より 著者:宮本百合子
潔だ。民衆《ピープルス》にとって残念なことにはその心持いい水洗便所《ウォーターク
ロゼット》を利用するために通って来る暇が彼らにないということである。 いくら笑....
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
らいに来たのじゃないか。これ見い。この寒空に浴衣のお尻がバルチック艦隊……睾丸の
ロゼスト・ウイスキー閣下が、白旗の蔭で一縮みになっとる。どうかして浦塩更紗のドッ....