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「ヶ所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

ヶ所の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
良夜」より 著者:饗庭篁村
たり。この家は裏家なれど清く住なし何業とはなけれど豊げなり。後に聞けばその辺三四ヶ所の地所家作の差配をなす者なりとぞ。予がこの家に宿して八日目の事なりき。桜時な....
狂人日記」より 著者:秋田滋
ないことになる。 そこで、私は、鋏、小さな爪切鋏を手にとり、おもむろにのどを三ヶ所切った。小鳥は口を開いて、逃げようともがいたが、私はしっかりつかまえていた。....
さまよえる猶太人」より 著者:芥川竜之介
五百九十九年には、ウインに現れ、千六百一年にはリウベック、レヴェル、クラカウの三ヶ所に現れた。ルドルフ・ボトレウスによれば、千六百四年頃には、パリに現れた事もあ....
忠義」より 著者:芥川竜之介
《くびがまえ》七寸程、左肩《ひだりかた》六七寸ばかり、右肩五寸ばかり、左右手四五ヶ所、鼻上耳脇また頭《かしら》に疵《きず》二三ヶ所、背中右の脇腹まで筋違《すじか....
野呂松人形」より 著者:芥川竜之介
っている。木の芽を誘うには早すぎるが、空気は、湿気を含んで、どことなく暖い。二三ヶ所で問うて、漸《ようや》く、見つけた家は、人通りの少ない横町にあった。が、想像....
北海道に就いての印象」より 著者:有島武郎
して十字形の虹が現われるのだが、その交叉点が殊に光度を増すので、真の太陽の周囲四ヶ所に光体に似たものを現わす現象で、北極圏内には屡※見られるのだがこの辺では珍ら....
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
の約五〇分の一に等しいことを知った(この値は約一五パーセント小さすぎる)。この二ヶ所の距離を、駱駝を連れた隊商の旅行日数から推定し、それによって地球の円周を二五....
夜釣の怪」より 著者:池田輝方
の女郎屋の主人と、夜釣に行った時の事で御座います。 川がありまして、土堤が二三ヶ所、処々崩れているんだそうで御座います。 其処へこう陣取りまして、五六|間離....
革鞄の怪」より 著者:泉鏡花
の頃である。……秋の招魂祭の、それも真昼間。両側に小屋を並べた見世ものの中に、一ヶ所目覚しい看板を見た。 血だらけ、白粉だらけ、手足、顔だらけ。刺戟の強い色を....
黒百合」より 著者:泉鏡花
びあったでございましょう。体も疵に遊ばして庇って下さいますから、勿体ない、私は一ヶ所|擦剥きました処もございません。たとい前の世の約束事でも、これまでに御恩を受....
三枚続」より 著者:泉鏡花
別懇であったせいである。 さるほどに愛吉は鯰の伝六一輩に突転ばされて、身体五六ヶ所に擦疵、打たれ疵など、殊に斬られも破られもしないが、背中の疼痛が容易でない。....
朱日記」より 著者:泉鏡花
の粉であった。 途端に十二時、鈴を打つのが、ブンブンと風に響くや、一つずつ十二ヶ所、一時に起る摺半鉦、早鐘。 早や廊下にも烟が入って、暗い中から火の空を透か....
遠野の奇聞」より 著者:泉鏡花
も、山の手ながら東京に棲むおかげなり。 奥州……花巻より十余里の路上には、立場三ヶ所あり。その他はただ青き山と原野なり。人煙の稀少なること北海道石狩の平野よりも....
沼夫人」より 著者:泉鏡花
て、ずっと見ると、一面の浜田がどことなく、ゆさゆさ動いて、稲穂の分れ伏した処は幾ヶ所ともなしに細流が蜘蛛手に走る。二三枚空が映って、田の白いのは被ったらしい。松....
星女郎」より 著者:泉鏡花
出抜けるまで、心積り十八九枚、……さよう二十枚の上もありましたろうか、中ほどが一ヶ所、開いていました。――そこから土間が広くなる、左側が縁で、座敷の方へ折曲って....