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一体分身
「一体分身〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
一体分身の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浮雲」より 著者:二葉亭四迷
ら、ツイどうも気に懸ってならぬ。 凡《およ》そ相愛《あいあい》する二ツの心は、
一体分身で孤立する者でもなく、又仕ようとて出来るものでもない。故《ゆえ》に一方《....
「雪霊続記」より 著者:泉鏡花
たあとを、姫路行の汽車で東京へ帰ろうとしたのでありました。――この列車は、米原で
一体分身して、分れて東西へ馳ります。 それが大雪のために進行が続けられなくなっ....