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「一夕話〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

一夕話の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
消え残りの雪が白い奔馬形を現わす、これを見て年の豊凶を占う農夫もある由。『著作堂一夕話』に出た富士の残雪、宝永山辺|凹《くぼ》かな処に人形を成す年は豊年で、見え....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
歌舞伎座の読者大会では、昼夜にわたって、たくさんな読者にまみえ、平家について一夕話をこころみたが、心にある何分の一も話せなかった気がしてならない。にもかかわ....
黒田如水」より 著者:吉川英治
交わして、秀吉はそれを、竹中半兵衛へあずけた。半兵衛は筆をとって、裏面へ、 与君一夕話 勝読十年書 と書いて、 「殿のおいいつけなので、ぜひなく汚しました」 ....