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一錠
「一錠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
一錠の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「死の接吻」より 著者:小酒井不木
ストラで指揮をして居る最中に俄然卒倒した。招かれた医師は、患者のポケットに、一回
一錠と書かれた薬剤の瓶を発見して、その卒倒の原因を確めることが出来た。又、ある代....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
も知れない。 ある若い作家の小説にも、たくましい情人に太刀打ちするのにアドルム
一錠ずつのむというのがあったが、してみると、その効能は早くから発見されて、ひろく....
「精神病覚え書」より 著者:坂口安吾
場合から推して、アドルムという催眠薬は、用法に良く注意しなければならない。定量の
一錠、せいぜい二錠を限度にして、それ以上は決して用いない方がよろしい。 アドル....
「柳生月影抄」より 著者:吉川英治
んだ。 「はい」 「この薬、いずれから持って来た」 「いつもの、お手筥の薬嚢から
一錠取って参りました」 「書斎の本箱の上のか」 「左様でござりまする」 「手燭を....