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丁丁
「丁丁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
丁丁の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「厨房日記」より 著者:横光利一
せた怪物だ。彼とクロイゲルとのこの家での漫然とした微笑は、ヨーロッパのある両極が
丁丁と火華を散らせた厳格な場であった。恐らくそれは常人と変らぬ義理人情のさ中で行....
「竈の中の顔」より 著者:田中貢太郎
ろしはじめた。三左衛門もゆったりとしておれば僧もゆったりとしていて、ただ石の音が
丁丁と響くばかりであった。 そのうちに黒白の石が碁盤の上にいっぱいになった。三....