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七大寺
「七大寺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
七大寺の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
が宮中から退出しておいでになって、六条院の四十歳の残りの日のための祈祷に、奈良の
七大寺へ布四千反を頒ってお納めになった。また京の四十寺へ絹四百|疋を布施にあそば....
「飛騨の顔」より 著者:坂口安吾
のは大和の飛鳥ではなくて今のミノの武儀郡あたりにあったんではないかね。聖徳太子の
七大寺のうち定額寺(葛城氏に与えた)というのは、ミノか伊那であろう。物部守屋が像....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
が現れるや、隋へ大使や学問僧を送って文物をとりよせ、憲法をつくり、十二階を定め、
七大寺をたて、仏典を講じ、今日と同じように文字とともに生活する文化生活が起ったの....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
よりこの金堂に安置せられていたものでないことも、『濫觴記』等に伝えられている。『
七大寺巡礼記』には、この八部衆はもと額田部寺の像であって西金堂に移した後毎年寺中....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
しお憩いの玉座となし、楽師兼秋が、わびたる禰宜の家へ行って、 「われらは、昨日、
七大寺|詣でに出た京家の青侍どもだが、道に迷うて夜すがら難渋のあげく、おあるじに....