七瀬[語句情報] » 七瀬

「七瀬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

七瀬の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
の風光を愛しながら浪速に出た。そこでは祓いをすることになっていた。淀《よど》川の七瀬に祓いの幣が立てられてある堀江のほとりをながめて、「今はた同じ浪速なる」(身....
南国太平記」より 著者:直木三十五
と、無気味さとを含んだ、丁度、真暗な、墓穴の中にいるような、凄い静かさであった。七瀬《ななせ》は、肌をぞっとさせ、頭の中へ不吉なことや、恐ろしい空想を、ちらっと....
母の手毬歌」より 著者:柳田国男
ンゴリという村も少なくない。三河の山村ではこういうさいに、七ヵ所で水を浴びるので七瀬垢離といい、遠州の気多川すじではまた五十瀬百瀬などといって、だんだん上流のほ....