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七賢人
「七賢人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
七賢人の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
って来たが、そのなかに※采という画家もまじっていた。 その※采があるとき竹林の
七賢人の図をかいて、それが甚だ巧みに出来たので、観る者いずれも感嘆していると、一....
「もの思う葦」より 著者:太宰治
っぱつまり、旅の仮寝の枕元の一輪を、日本浪曼派と名づけてみた。この一すじ。竹林の
七賢人も藪から出て来て、あやうく餓死をのがれん有様、佳き哉、自ら称していう。「わ....
「日本楽器の名称」より 著者:寺田寅彦
るものと関係があるような、またないようなことも書いてある。またこのゲンカンは竹林
七賢人の一人の名だとの説もある。 ところがちょっと妙なことには、このゲンカンの....
「楢重雑筆」より 著者:小出楢重
ら複雑な嫌味で成り立っている時代かも知れない。 もう今日の場合ではいかに竹林の
七賢人が賢くて嫌味のない人種だからとはいえども、出る幕ではないということになって....
「ピストルの使い方」より 著者:泉鏡花
唐草高蒔絵の両柄の車、――曳けばきりきりと動くんです。――それに朧銀台の太鼓に、
七賢人を象嵌して載せた、その上へ銀の鶏を据えたんです。これが呼びものの細工ですと....