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七転び八起き
「七転び八起き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
七転び八起きの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝」より 著者:三遊亭円朝
、と云って親の許さぬ事は出来ませんが、あなたそれ程まで思ってくださるならば、人は
七転び八起きの譬で、運が向いて来て元の様になれんでも、切めて元の身代の半分にでも....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
び》を増したお艶の前に、富五郎はもう有頂天になっているのだ。
「いや。人間一生は
七転び八起きさ、そりゃア奥州浪人和田宗右衛門とおっしゃるりっぱなお武家《ぶけ》の....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
の鍛錬はたちまち勇気を喚起して、元の位置に復することあたかも不倒翁の如くである。
七転び八起きということは、実に彼等小僧上りの商人の常態である。無論小僧上り必ずし....
「平家蟹」より 著者:岡本綺堂
それは……。 おしお はて、お隠しなさるには及びませぬ。(玉虫にむかいて。)人は
七転び八起きとやら申しまして、悪いあとには又よいことが来るものでござります。まあ....
「融和問題に関する歴史的考察」より 著者:喜田貞吉
の子孫までが、永久に、それを世襲せしめらるべきはずのものでもありません。人間には
七転び八起きということもある。死後のことはいざ知らず、現世においては永劫浮かぶ瀬....