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「万邦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

万邦の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
世界新秩序の原理」より 著者:西田幾多郎
の原理でなければならない。我国の八紘為宇の理念とは、此の如きものであろう。畏くも万邦をしてその所を得せしめると宣らせられる。聖旨も此にあるかと恐察し奉る次第であ....
余齢初旅」より 著者:上村松園
あけて観せてくれるという有様であった。 日本は日本の国体がこういう国体である。万邦無比の国体だから古来の名作だけについて考えてみても数々のものが古くから散じた....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
遊中の阪谷男爵をハイドパーク・ホテルに訪う。ときに、同氏に一詩を呈す。 不、納尽万邦経国籌。 (君の旅はただの風月の遊びではない。欧州・米国を観察してすめらみこ....
三国志」より 著者:吉川英治
た、その魏を興した太祖曹操と、蜀の玄徳とを比較して、その順逆を論破し、曹操が天下万邦の上に立ったのは、堯が舜に世をゆずった例と同じもので、天に応じ人に従ったもの....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
ところに最もよく我が国体の力を知り得るのである。戦争指導のためにも我が国体は真に万邦無比の存在である。 持久戦争は両交戦国の戦争力ほとんど相平均しているところ....