三つ叉[語句情報] » 三つ叉

「三つ叉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

三つ叉の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
犬と笛」より 著者:芥川竜之介
て、ずんずん空を飛んで行きました。 その中に髪長彦は、あの始めに通りかかった、三つ叉《また》の路の空まで、犬を進めて来ましたが、見るとそこにはさっきの二人の侍....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
録して置こう。須走の村の片端に、くぬぎか何かの大木が路を蔽うていて、その高い梢の三つ叉に、サンショウクイが巣を掛けていた。それを見に行ってやや暫らく頸をそらし、....
こども風土記」より 著者:柳田国男
ったサイト小屋はどの村のも八畳敷ほどの大きさであった。そこへ三つの団子を樹の枝の三つ叉にさして、参詣かたがた村の人が焼きに来るのである。 支那事変が始ってから....