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三会
「三会〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三会の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「葱」より 著者:芥川竜之介
、青年会館や音楽学校の音楽会(但し一番の安い切符の席に限るが)兜屋《かぶとや》や
三会《さんかい》堂の展覧会などへ行くと、必ず二三人はこの連中が、傲然《ごうぜん》....
「白」より 著者:芥川竜之介
たえき》附近の踏切《ふみきり》を通過する際、踏切番人の過失に依《よ》り、田端一二
三会社員|柴山鉄太郎《しばやまてつたろう》の長男|実彦《さねひこ》(四歳《しさい....
「島原の乱」より 著者:菊池寛
居る。其上に元来が島原の人民は鳥銃製造の妙を得て居て、操作の名手も、少なくない。
三会村の百姓金作は針を遠くに懸けて置いて、百発百中と云う程で、人呼んで懸針金作と....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
《ほうげ》を吐く故この名あり。初めに金剛座上で説法し九十六億人阿羅漢を得、二会と
三会に城外の華林園で説法し、九十四億と九十二億の人が阿羅漢となる。これを竜華の三....
「巷談師」より 著者:坂口安吾
写真(自分の姿を撮したもの)と履歴書を同封してきた老人があった。英国に留学し、二
三会社の社長をつとめ、公務で何回か渡欧した経歴をもつが、今は落ちぶれている人であ....
「虫喰い算大会」より 著者:海野十三
CDC ―――― 0 “虫喰い算”大会 第
三会場 こちらが第
三会場です。今までとちがって少しむつかしくなりますよ。 (1....
「朱絃舎浜子」より 著者:長谷川時雨
は弾こうと思う。鼓村さん(那智俊宣《なちしゅんせん》)が、放送したのもこれ、赤坂
三会堂で演奏会を催して、この箏について説明をして、巻物にして書いておくるといって....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ぬ、おもくるしい空気にしていた。 そうした或る朝のことだ。 尊氏は、臨川寺の
三会院に、夢窓国師を訪ねていた。 むかし、鎌倉にいた頃から深く帰依していたあの....