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上合
「上合〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上合の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
うち、五つだけが二類にわかれ、二つはおのおの一類であるから濁音はすべて十二類、以
上合計三十八類。次に清音四十七の内から右の十三を除いた三十四およびその濁音十三は....
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
また急に信仰心が薄くなり、神社に詣るも家におるも感情に何の異《かわ》りなく、その
上合祀で十社二十社まるで眼白鳥《めじろ》が籠中に押し合うごとく詰め込まれて境内も....
「路傍の草」より 著者:寺田寅彦
一 車上 「三上」という言葉がある。枕上鞍上厠
上合わせて三上の意だという。「いい考えを発酵させるに適した三つの環境」を対立させ....
「役人の頭」より 著者:末弘厳太郎
えるだけで、みずからなんらの自信もないならば、そのそとに現われた行動はいかに形式
上合法的にできていても、真に人民を服することのできるわけがありません。また役人が....
「知々夫紀行」より 著者:幸田露伴
れど、東京よりせんにはあまりに迂遠かるべし。我野、川越、熊谷、深谷、本庄、新町以
上合せて六路の中、熊谷よりする路こそ大方は荒川に沿いたれば、我らが住家のほとりを....
「五重塔」より 著者:幸田露伴
くて、一条道より外へは駈けぬ老牛の痴に似たりけり。 金箔銀箔|瑠璃真珠|水精以
上合わせて五宝、丁子沈香白膠薫陸白檀以
上合わせて五香、そのほか五薬五穀まで備えて....