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「上張〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

上張の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
運んできたそれなるふすまを、ばりばりと注意深く引きさきました。といっしょで、果然上張りの一枚下からにょっきりと正体を現わしたものは、画面だけを切り抜いた名画雪舟....
ワンダ・ブック――少年・少女のために――」より 著者:ホーソーンナサニエル
だから今日は一つ、われわれの大きなお祖母《ばあ》さんともいうべきこの地球が、まだ上張《うわっぱり》を着て、よだれかけをかけていたような時代に、よろこんで聞いたよ....
晩夏」より 著者:堀辰雄
。ちょっと一種の感じがある。 二度目に呼鈴《ベル》を押したら、漸《や》っと白い上張りを引っかけた若い男が出て来たので、部屋をかけあうと、まだ二三日滞在している....