上掛[語句情報] »
上掛
「上掛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上掛の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
寒くっていけまい、斯《こ》うしておくれな、私も淋しくっていけないから、私のネこの
上掛《うわがけ》の四布蒲団《よのぶとん》を下に敷いて、私の掻巻《かいまき》の中へ....
「カラマゾフの兄弟」より 著者:ドストエフスキーフィヨードル・ミハイロヴィチ
蒲団は、もう長らく敷くのを忘れてしまっていた。彼はただ自分の法衣を脱いで、それを
上掛けの代わりに体に掛けただけであった。しかし寝につく前に、彼はひざまずいて長い....
「四国遍路日記」より 著者:種田山頭火
の宿一般がそうなのである、それでも一日三食たべて六十五銭乃至七十銭)。 夜の敷布
上掛はいつも白々と洗濯してある、居間も便所も掃除が行き届いている、食事もよい、魚....