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「上水道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

上水道の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大衆闘争についてのノート」より 著者:宮本百合子
原町会、足柄村会を動かし、足柄村のかんがいに一番大切な用水土地を掘る! そして、上水道に向けることにする。 あたみへの直通道路京浜国道の延長のイギその軍事的性....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
麓《ふもと》にある源泉だった。ポパンクール街より以下のパリーの水を合し、アムロー上水道となり、昔のルーヴィエ島の上手でセーヌ川に注いでる一脈とは、何ら直接の連絡....
魔都」より 著者:久生十蘭
上った。 加十が北大の土木科に蛍雪の功を積んでいるうち、浅見博士の「徳川時代の上水道工事」の講義に追従するため、嫌々ながら、「享保撰要類集」や大久保主水の「天....
魔味洗心」より 著者:佐藤垢石
本随一の味を持っていると、江戸っ児は自慢したものである。ところが、東京に大規模な上水道が完成して以来、多摩川の水質は亡びてしまい、鮎の質も変わったのであるが、そ....
香魚と水質」より 著者:佐藤垢石
れない。 ところが、東京が次第に大きな姿になるに従って、多摩川の水はことごとく上水道に奪われてしまった。甲州や武州の山奥の水成岩の割れ目から、一滴ずつ滴り落ち....
香魚の讃」より 著者:佐藤垢石
綴される釣り風景と、鮎の質とを簡単に紹介しよう。 二 鮎の多摩川が、東京上水道のために清冽な水を失った近年、関東地方で代表的な釣り場とされているのは相模....
那珂川の鱸釣り」より 著者:佐藤垢石
釣り場は、水戸市から一里ばかり上流の国田渡船場の上手の落ち込みである。現在の水戸上水道の水揚げ場から、七、八町上流だ。竿二本と仕掛けを作り上げ、ひる少しまわった....