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上編
「上編〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上編の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「池」より 著者:寺田寅彦
のだそうで、この成因はあまり明らかでないらしい。田中阿歌麿氏著、「諏訪湖の研究」
上編七一六ページにこれに関する記事と、写真がある。数年前の「ローマ字世界」にも田....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
。その事毬杖とて正月に槌で毬《まり》を打てば年中凶事なしというに類す(『骨董集』
上編下前)。『政事要略』七〇に、裸鬼が槌を以て病人に向うを氏神が追い却《しりぞ》....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
らせて来たので、終に若干の価を増し前のと交換して、今も持っている。これには表題に
上編と記してあって、月渓の跋文に蕪村の一周忌にこの集を出したのだが、なお翌年の忌....
「日記」より 著者:宮本百合子
消極的な運命のなすがままに自分の一生をまかせて居る様な男だった。「青い鳥」はまだ
上編だけれ共口に云われない神秘が心の中に入って行く。 一月五日(月曜)晴 暖 ....
「入社試験」より 著者:佐藤垢石
ただくかどうかを直ぐご返事しますから、ちょっと待ってくださいよ」 こういって村
上編集局長は応接間からそとへ出て行った。私は当てにしないで待っていた。待っていろ....