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上被い
「上被い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上被いの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「巴里祭」より 著者:岡本かの子
り答えた。 新吉は部屋へ帰ると畳込みになって昼はソファの代りをする隅のベッドの
上被いのアラビヤ模様の中へ仰向けにごろりと寝た。ベッシェール夫人のところで火をつ....
「紫式部」より 著者:長谷川時雨
ことかその一冊だけが、おさない手ずさびの記念のように、榛原《はいばら》の千代紙で
上被いがしてあるのであった。白い地に柳やら桜やらの細《こま》かい細かい模様であっ....