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上院
「上院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上院の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
ては一向信頼するに足る具体的方法が発見されないためだったといえる。 アメリカの
上院議員パスニー氏は、突然次の如き見解を発表した。 「地球防衛はわれら世界人類の....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
トの死」に関聯して一つの法律違反問題まで起った。その前年、保守党の首領ダアトが、
上院の帰途、一無政府主義青年に暗殺されたという大事件があったが、それがちょうど日....
「異国食餌抄」より 著者:岡本かの子
ンチームぐらいの小銭を支払わなくても済むからである。 ルクサンブルグ公園にある
上院の正門の筋向いにあって、議場の討論に胃腑を空にした
上院議員の連中が自動車に乗....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
位とを獲得していた。このアブラハムの民族のうちには、イギリスの従男爵、ベルギーの
上院議員、フランスの内閣員、ドイツ帝国議会の代議士、法王付属の伯爵などがあった。....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
ヨーロッパ精神の調節機であった。フランス翰林院《かんりんいん》は、一つのイギリス
上院であった。旧制に成っている幾多の制度は、その古い精神を新しい社会に飽くまで課....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
ジオン・ドヌールの勲章を所有し、友人としては、二、三の大臣、一人の大司教、多くの
上院議員、文芸界や財界の著名な人々、などをもってると言い、ある有力な新聞と懇意だ....
「レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
に、また疑わしいものでも容易には否定しないのが彼の特長であった。 一八七五年に
上院で演説をさせられた。それは衛生問題に関することであったが、云いたいと思うこと....
「米国巡回文庫起源及び発達」より 著者:佐野友三郎
称す、人口八千を有する一邑あり。同邑には、既に善美なる一紀念図書館の設置ありて、
上院議員スタウト氏もまた現に同館委員の一人なり。然るに氏は遠隔なる村民には同図書....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
の乾燥や、それの腐蝕を防ぐ方法、ボネリーの電気応用絹織機、バァリーの考案にかかる
上院の通気法等で、ファラデー一生の最後の講演はジーメンスのガス炉の話であった。 ....
「バットクラス」より 著者:岡本かの子
らである。 この邸には十七万|磅ほどの保険がつけてある。 彼女の夫は保守党の
上院議員だが政治には全く興味を持た無い。それよりも彼の家門の名望をできるだけ享楽....
「火夫」より 著者:カフカフランツ
、その上、顔をハンカチで軽くたたいている。「あなたに伯父様として名のられたのは、
上院議員エドワルト・ヤーコプ氏です。これからは、おそらくあなたのこれまでの期待と....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
して、政治家として目だつ存在となった。彼は枢密院の会議にけっして欠席しなかった。
上院の会期中は、その日の会議が始まるや否や――朝の七時であるが――かならずその席....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
教正と三十一人の教正ありてこれを管理す。そのうち大教正と二十四人の教正は、国会の
上院に列席することを得るなり。寺院の数一万四千五百七十三棟、僧侶の数およそ二万四....
「まあまあ居士の弁」より 著者:浅沼稲次郎
てくれた。日本を非常に理解して呉れる様になって居る。 先日尾崎行雄氏がアメリカ
上院で歓迎された記事を見たが、我々議員団も南カロライナ州マサチュウセッツ州、ニュ....
「黒板は何処から来たのか」より 著者:小倉金之助
極めて熱心に教授されるに至った。(モンジュは一八〇六年までは教授として、その年に
上院議長となってからも、一八一〇年までは引きつづき講義をしたのであるから、クロー....