下味[語句情報] »
下味
「下味〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
下味の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「明暗」より 著者:夏目漱石
叔母は、彼女にいいつけて、みんなの茶碗に飯をよそわせた。津田は仕方なしに、ひとり
下味《まず》い食麺麭《しょくパン》をにちゃにちゃ噛《か》んだ。
....
「雪の夜」より 著者:織田作之助
と、当日髭をあたり大島の仕立下ろしを着るなど、少しはめかしこんで、自身出向いた。
下味原町から電車に乗り、千日前で降りると、赤玉のムーラン・ルージュが見えた。あた....